マルホウ非破壊式橋梁床版防水撤去工法(シェーブポリッシュ工法)

2022/12/15 更新
  • 高機能床版撤去
  • 研磨工事

NETIS登録番号:CB-160018-A(旧登録)

概要

特殊ブレードと特殊配合ダイヤを用いた騎乗式剥離機・遊星回転式研磨機械を使用し、防水層のみの除去を行う工法。切削などを行わない非破壊での作業が可能。

新規性

・工法を従来の切削する工法から、剥離・研磨する工法に変えた。
・剥離用ブレードと研磨用ダイヤモンドカップを開発した。

期待される効果

① 工期短縮
・床版を平滑でかつ粗面に仕上げることにより、補修作業が不要となることで、すぐに次工程の防水工事に移行する事が出来る。そのため、補修等に要する施工時間及び養生時間を削減することができる。
② 低振動・低騒音
・撤去作業は剥離用ブレードと研磨用ダイヤモンドカップの水平移動によって行うので、振動と騒音を低減できる。
③ 施工性・安全性向上
・機器自体のサイズがコンパクトになり、機器の取り回しが良くなると同時に、周囲への視認性も良くなるので、作業員及び第三者に対しての安全確保が容易になる。
④ 施工能力の向上
・高速道路床版防水では、下地に強力に接着し、撤去が困難とされていた高機能床版防水(グレードⅡ)であっても、撤去できる。
⑤ 環境負荷の低減
・騎乗式剥離機はLPGを動力とするので、ガソリンエンジンに比べCO2の排出量が15%程度少なく、環境への負荷を低減することができる。

適用条件

① 自然条件
・降雨、降雪、路面凍結時、路面が濡れている時は作業が出来ない。
② 現場条件
<必要スペース>
・4tトラック(ユニック車+平ボディ)×2台駐車≒60m2
・作業準備スペース(機材・廃材置き場)≒20m2であるので、駐車場等が合計80m2程度必要
<作業範囲>
機器サイズが
・騎乗式剥離機 W660×L1650×H1194(mm)
・回転式研磨機 W830×L1450×H1320(mm)
であるので、これらの機器が方向転換可能な範囲(4×4m程度)以上の連続面であることが必要。
③ 技術提供可能地域
・制限なし
④ 関係法令等
・液化石油ガス保安規則(昭和41年5月25日通商産業省令第52号)
・電気事業法(昭和39年7月11日 法律第170号)

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)マルホウ
TEL
0561-39-4644
企業情報
公式サイト

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