CCC工法

2020/09/07 更新
  • CCC(チェーンコンベアーカッター)
  • CCC工法による遮水壁

NETIS登録番号:QSK-120005-V(旧登録)

概要

単体から連続体まで、矩形断面の改良体により任意の形状の地盤改良体を造成する技術

新規性

・施工管理装置を備えたチェーンコンベアーカッタータイプの掘削装置を開発し杭打機に搭載した。
・インバーター制御方式水冷モーターを採用した。

期待される効果

・矩形断面の等厚壁で無駄がない。
・施工時の貫入速度(最大0.8m/分)、引抜き速度(最大1.75m/分)が向上し、工期短縮とコストの縮減を可能にした。
・N値50以上の硬い地盤や固化した改良体の再施工が可能で、適用範囲を拡大した。
・コンベアー機能による垂直撹拌は共廻り現象を防ぎ、地盤全体を混合して均質な改良体を造成する。
・有機質土等の改良困難な地盤が一部に介在しても、地盤全体を混合するため、影響を緩和できる。
・地盤全体を混合するため、改良困難な特定の地盤で固化材の配合量を決める必要がなく、固化材の無駄を低減し、スライムの排出量も削減した。
・1セット毎に機体を地上に引上げる方式の解放掘削で、周辺地盤への影響が少ない。
・チェーン速度が最大60m/分で無段階変速が可能になり、操作性が格段に向上した。
・垂直撹拌で水平横方向のモーメントが働かず、又、機体の重量、剛性が高く、垂直姿勢を保ちやすい。

適用条件

① 自然条件
・国内全域の気象条件のもとで施工可能
・台風・暴風時は転倒防止措置が必要。
・凍結条件下の施工は使用水等の凍結防止対策を要す。
② 現場条件
・施工機械の大きさは約5m×5m。
・プラント設置面積は200m2程度、従来工法に同じ。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・陸上工事における深層混合処理工法設計・施工マニュアル(財団法人 土木研究センター)
・建築物の為の改良地盤の設計及び品質管理指針(財団法人 日本建築センター)

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)ランド・クリエイティブ
TEL
0944-88-9635
企業情報
公式サイト

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