新規性
・「リアルタイム施工管理システム」と「3次元モデル化システム」の機能を有する施工管理システムである。また、GNSS(全球測位衛星システム)を併用することで施工位置へ地盤改良機を正確に誘導できる施工管理システム。
期待される効果
・施工機の運転席に設置してある管理計器に表示されている数値で状況判断でき、クラウドを介してタブレット端末やPC等に地中の施工状況をアニメーション表示できるため、リアルタイムで複数人が杭の支持層到達など様々な確認を遠隔で行え、情報の共有が可能である。
・GNSSを併用することで地盤改良機の方位と座標を取得し、攪拌羽根杭芯を運転席内に取り付けたモニターに表示することで、誘導員無しでオペレータが所定の位置に正確に地盤改良機を誘導するため、施工位置の誤差を小さくできることにより品質が向上する。
・施工時の座標や計測データより、色分けされCIMに適応した3Dモデルの作成が可能であり、成果品として提出も可能である。
・タブレット端末やパソコンで、どこでも施工状況を確認できるため、立会や状況確認で施工中断することが減少するため施工性が向上する。
適用条件
① 自然条件
・強風、強雨、降雪時には施工を行わない。
・パソコン:気温-10℃~50℃、湿度30%RH~80%RH(結露なきこと)。
② 現場条件
・深層混合処理工(CI-CMC工法)の場合はプラントヤードに25m×10mの250m2以上が必要。
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能。
④ 関係法令等
・特になし。
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