伸縮可とう管用変位計測装置

2024/08/28 更新
  • 変位計測装置使用例
  • 変位計測装置設置写真

NETIS登録番号:KK-170004-A

概要

伸縮可とう管の伸縮作動部にセンサーロッド(変位計)を複数本配置し、その近傍の地上に設置する計測用コネクターボックスとセンサーロッド間を電線ケーブルで連結しておく。地上での計測時にコネクターボックス内のコネクターに計測ユニット(タブレットPC等とロガーを一体型にしたケース)内の接続ケーブルを接続し、ロガーで検出されるセンサーロッドの伸縮作動量を基に、伸縮可とう管の各種変位量を予めインストールされた専用ソフトにて計算し求めるシステムである。

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新規性

・従来は電気的に伸縮可とう管の変位を計測する技術は無く、申請技術は新しく変位測定装置を開発した。
・測定項目は、伸縮量、曲げ角度、偏心量である。
・事業所、設置場所、継手名の登録が可能で、計測データを保存し管理出来る。計測ユニットは各事業体に最低1つ有れば、移動して複数箇所に併用出来る。

期待される効果

・新しく変位測定装置を開発したことにより、変位量調査時に掘削工事が不要であり、定期的かつ容易に変位量調査を行える。
・伸縮可とう管の埋設時からの経年的なズレを計測できるため、管路に支障を及ぼさない時期に適切な保全・交換が行え、維持管理の内容が向上する。
・伸縮可とう管の変位量を定期的に計測できるため漏水事故を未然に防止し、断水等のリスクを低減できるため、周辺環境への影響を少なくできる。

適用条件

① 自然条件
・当該装置設置時
 気象の状況に応じて作業を中止し、悪天候時には施工を行わない
・当該装置設置後の調査時
 強風、大雨など悪天候時には調査を行わない
② 現場条件
・長さ18m×幅12m=面積216㎡の作業スペースがあれば設置可能である
・地上や地中の安全に計測が可能な場所に、コネクターボックスを設置する場所(長さ1m×幅1m=面積1㎡)があれば設置可能である
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能
④ 関係法令等
・特になし

使用する機械・工具

  • 変位計測装置

 

  

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
10件
1件

施工手順

カタログ

カタログPDF

会社情報

会社名
日本ヴィクトリック(株)
TEL
03-5114-8531
企業情報
公式サイト

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