新規性
・従来は電気的に伸縮可とう管の変位を計測する技術は無く、申請技術は新しく変位測定装置を開発した。
・測定項目は、伸縮量、曲げ角度、偏心量である。
・事業所、設置場所、継手名の登録が可能で、計測データを保存し管理出来る。計測ユニットは各事業体に最低1つ有れば、移動して複数箇所に併用出来る。
期待される効果
・新しく変位測定装置を開発したことにより、変位量調査時に掘削工事が不要であり、定期的かつ容易に変位量調査を行える。
・伸縮可とう管の埋設時からの経年的なズレを計測できるため、管路に支障を及ぼさない時期に適切な保全・交換が行え、維持管理の内容が向上する。
・伸縮可とう管の変位量を定期的に計測できるため漏水事故を未然に防止し、断水等のリスクを低減できるため、周辺環境への影響を少なくできる。
適用条件
① 自然条件
・当該装置設置時
気象の状況に応じて作業を中止し、悪天候時には施工を行わない
・当該装置設置後の調査時
強風、大雨など悪天候時には調査を行わない
② 現場条件
・長さ18m×幅12m=面積216㎡の作業スペースがあれば設置可能である
・地上や地中の安全に計測が可能な場所に、コネクターボックスを設置する場所(長さ1m×幅1m=面積1㎡)があれば設置可能である
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能
④ 関係法令等
・特になし
使用する機械・工具