かんたんマシンガイダンス

2024/08/28 更新
  • マシンガイダンスの概念図
  • 路面切削機のマシンガイダンス状況

NETIS登録番号:KT-200144-A

概要

舗装修繕工における路面切削機やアスファルトフィニッシャの情報化施工技術(マシンガイダンス)。

新規性

路面マーキングや計画厚さに基づいてオペレータが機械操作する方法から、3次元マシンガイダンスによりオペレータが機械操作する方法に変えた。

期待される効果

・3次元マシンガイダンスによりオペレータが機械操作する方法に変えたことにより、オペレータ技能でなく3次元データに基づいた作業が行えることから、施工面の品質(仕上り精度)向上が図れる。
・3次元マシンガイダンスによりオペレータが機械操作する方法に変えたことにより、マーキング確認等の作業が必要なくなることから、オペレータの負担が軽減されて施工性の向上が図れる。

適用条件

① 自然条件
・降雨等により測位できない場合は適用できない
② 現場条件
・GNSSによる方式の場合は、GNSSが測位できないエリア(ビルに囲まれた所や山間部)では適用できない
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④ 関係法令等
・特になし

 

 

   設計上の留意点

 

 GNSS が測位できないエリア(ビルに囲まれた所や山間部)でのGNSS 方式の適用は避けること。また、TS の通信が遮断されるエリアでのTS 方式の適用は避けること。

 

 

   施工方法等

 

1)3次元設計データの作成

 ・対象となる施工面の3次元設計データを作成する。

 (GNSS による方式の場合は、事前に3次元の現況路面データを測定し、

  このデータと施工面の3次元設計データとの差をガイダンス用データとすることもある)

 ・情報化施工機器に3次元設計データを取り込む。

 

2)機器設置

 ・ 施工機械にマシンガイダンス用のトータルステーションやGNSS 装置を設置する。

 ・ 路面切削機やアスファルトフィニッシャの高さ制御部分に測位装置を取り付ける。

 ・ 出来形チェック用のトータルステーションやGNSS 装置を設置する。

 

3)施工開始

 ・ 機械を始動し、施工現場の開始位置にセットし、施工を開始する。オペレータが設計データの数値

  を見ながらアジャストする(マシンガイダンス)。

 ・ 施工直後の切削面または舗装面を出来形チェック用のトータルステーションやGNSS 装置で確認

  し、施工高さを調整する。

 

4)施工終了  ・施工を終了する。  ・情報化施工機器を取り外す。

 

 

 

 

 

施工事例・施工実績

工事採用実績

47件
20件
0件

施工手順

会社情報

会社名
前田道路(株)
TEL
03-5487-0011
企業情報
公式サイト

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