新規性
・大口径長尺管埋設用に切梁をスイング式とした。
・土留材を現地での組立からユニットに変えた。
期待される効果
切梁をスイング式にし、かつ土留材をユニットに変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・土留組立解体作業が簡略化するため、工程が短縮し、経済性の向上も図ることができる。
・土留組立解体作業の簡略化と現場内転用の容易化により施工性が向上する。
・土留組立解体時の溶接作業が不要となるため、安全性が向上する。
適用条件
① 自然条件
・大雨などの天候不良時で掘削作業に危険がある場合には、新規土留材の設置と撤去は実施しない。
② 現場条件
・作業スペースとして埋設物の両側に300mm程度確保すること。
・土留組立時、切梁間隔が1.5m未満であること。
・土留設置後、GLからスイングさせていない切梁までの距離が1750mm未満であること。
・土留設置後、スイングさせていない切梁と切梁までの距離が3000mm未満であること。
・架空線(高圧線、電話線)が施工区間直上600cm以下に架線されていないこと。
・強度計算において安全性が確認された場合は上記条件を超えて使用できる場合がある。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具
- 振動ローラ
- タンパ
- バックホウ
- ラフテレーンクレーン