法面工事用親綱「スーパーセーブロープ」

2021/02/26 更新
  • スーパーセーブロープ

NETIS登録番号:KK-170054-VE

概要

耐吸水性・視認性に優れ、廃棄判断基準のシグナルを導入した法面工事用親綱

新規性

・吸水性のないポリエステルとポリプロピレンを使用。
・外層(黄色)と内層(黒色)の色を変えており、外層摩耗が進むと黒いシグナルが現れる。
・視認性の高い黄色を採用。

期待される効果

・引張強さは36.3kN以上(呼称太さ18mm)で従来技術の28.6kNを上回る
・吸水性のないポリエステルとポリプロピレンであり、吸湿および吸水による硬化が生じない
・質量は36.0㎏/200mで、従来技術の39.8㎏/200mより軽量
・廃棄の判断基準は、
1.キンクが発生
2.摩耗により黒いシグナルが出現した場合
3.ストランド表面の大部分にケバ立ち発生
4.ストランドが摩耗しつぶれて棒状な状態
5.ロープ全体が摩耗しストランドの谷がない
6.塗料、化学薬品、モルタルが付着し硬化
7.有機溶剤が付着し硬化
の7項目の内、1項目でも該当した場合であり、2.黒いシグナルは最高4ヤーンの切断・溶解で出現し、従来技術の廃棄基準2,3と比較して、より厳しい判断基準である
・外層(黄色)と内層(黒色)の色を変えており、外層摩耗が進むと黒いシグナルが現れ、摩耗度が誰にでもすぐ分かり、廃棄基準がひと目で分かるため専門知識を必要とせず、作業員に周知徹底することができる
・視認性の高い黄色を呈しており、モルタル面でも目立つため、法面作業中の移動時や小段や足場の移動時に、メインロープ切断の恐れのある突起物等の早期発見により、墜落・転落事故防止に寄与する

適用条件

① 自然条件
・高さ二メートル以上の箇所で作業を行う場合において、強風、大雨、大雪等の悪天候のため、当該作業の実施について危険が予想されるときは、当該作業に労働者を従事させていないことを確認している
② 現場条件
 締結位置は、
・立木に締結する場合
 法肩から概ね2.0m以上離れた位置の立木に締結する
・アンカーバーに締結する場合
 法肩から2.0m以上離れた堅い地盤に、1.0m以上の間隔で2本打ち込む
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能
④ 関係法令等
・労働安全衛生規則 第九章 墜落、飛来崩壊等による危険の防止

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)テザック
TEL
06-6765-2010
企業情報
公式サイト

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