現場設置・撤去が容易な自走式スクリーン

2022/12/19 更新
  • 自走式スクリーン
  • 作業風景

NETIS登録番号:TH-110010-VE(旧登録)

概要

自走式スクリーンは、投入された材料を、クローラを有した走行体に搭載した振動スクリーンにて篩い分けし、同走行体に搭載されたコンベヤで排出、ストックするもの。
搭載される振動スクリーンは、クローラ前後方向と同じように搭載することにより、スクリーン長を長く確保することが可能。そのため、材料の滞留時間が長くなり、篩い分け性能の向上に貢献。
また、国内の一般的な重機であるバックホウによる投入を前提にした、幅よりも長さ重視の振動スクリーンを搭載することにより、投入性の向上に貢献。
自走式のため、設置・移設の省力化・省人化を図れる。

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新規性

・自走式スクリーンは、クローラを有した走行体に振動スクリーン、排出コンベヤが装備されているため、現場内での移動が可能である。
そのため、振動スクリーン設置・撤去時のクレーンなどによる作業が不要となり、設置・撤去時間が短縮可能。
・スクリーン作業、走行作業は、エンジン+油圧駆動のため、電源の確保が不要。
・電気配線などの周辺配慮が不要となり、現場が簡素化。
・シリンダ操作によるスクリーン角度の変更と、スクリーン正転逆転機能を搭載しているため、対象材料に応じてスクリーン上の滞留時間の調整が可能。(VR516FS、FS165Tを除く)

期待される効果

・設置・撤去時の省人化・省力化が図れるため、従来の電動固定式スクリーンと比較して、設置・撤去作業事故リスクの低減が図れる。
・自走式クラッシャと組み合わせることにより、さらなる現場内の再資源化向上に貢献。

適用条件

① 自然条件
・小雨程度であれば施工可能
② 現場条件
・重機、バックホウを設置できる水平な地盤
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし
④ 関係法令等
・産業廃棄物に該当する材料の処理については「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則」に基づく許認可手続きが必要。

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
日立建機日本(株)
TEL
048-935-2547
企業情報
公式サイト

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