水の凍結膨張圧による凍結杭頭処理工法(しずかちゃん®)

2024/11/12 更新
  • 水平方向に破砕
  • 余盛りコンクリート撤去状況

NETIS登録番号:QS-210033-A

概要

場所打ち杭の杭頭処理について、水の凍結膨張圧を利用して杭頭部にひび割れを発生させ、余盛りコンクリートを撤去する工法。

新規性

・余盛りコンクリートの撤去方法を、ブレーカーによる取り壊しから、水の凍結膨張圧を利用して凍結管の位置に水平方向にひび割れを発生させ撤去する方法に変えた。
・凍結管は鉄筋かご建込時に所定位置に取り付け、凍結管に液体窒素を注入することで、水平ひび割れを発生させる。
・カッター目地を併用することで、より効果的にひび割れを誘発できる。

期待される効果

・水の凍結膨張圧を利用して撤去することにより、低騒音・低振動・無粉塵で処理でき、はつり作業がなくなるため作業員の負荷を軽減できる。
・凍結管を所定の位置に設置することにより、任意の高さに水平ひび割れを発生させることができ、カッター目地を併用することで、より水平な断面を形成できる。
・はつり作業と比較して、作業効率に優れるため、杭頭処理工程を短縮できる。
・余盛りコンクリートを揚重機で容易に撤去・搬出できる。

適用条件

① 自然条件
・特になし
② 現場条件
・作業スペースとして、2m×2m程度必要
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

工事採用実績

2件
12件
10件

施工手順

会社情報

会社名
(株)精研
TEL
03-5689-2356
企業情報
公式サイト

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