新規性
(1)骨材に「フィラー入り特殊アスファルト」を被膜した。
(2)ラバアスコンの荷姿を1袋5kg入りで小分けしたこと。
期待される効果
(1)現場での短時間の加熱練りで高耐久性のアスコンとなる。(加熱アスファルト合材(プラント出荷)と同等以上の耐久性)
(2)ラバアスコンは小分けにより、取り扱いが容易になり、施工効率が上がる。
(3)現場で加熱するため、外気温や路面温度の低い、条件の厳しい現場でも施工品質が確保できる。
(4)プラント出荷の加熱アスファルト合材は、プラントまで取りに行く必要があり、また0.5トン単位で調達する。
これに比べて、ラバアスコンは所要量分の材料を用意して使用するため、材料の調達・輸送コストが削減される。
(5)ラバアスコンは使用残を含めて長期常温保存が可能であるため、舗装廃材が発生しない。
(6)材料には潤滑油廃液を精製処理したリサイクル品が使用されており、資源リサイクルに貢献している。
(7)ゴム系・樹脂系の材料は使用していないため、アスファルト廃材となってもリサイクルに支障がない。
適用条件
①自然条件
(1)材料を現場で加熱するため、気温に条件は無く、気温・路面温度が氷点下でも施工可能
(2)降雨(雨天)および積雪時は施工不可
②現場条件
(1)従来技術と同等
③技術提供可能地域
日本国内全域
④関係法令等
資源の有効な利用の促進に関する法律(潤滑油廃液の再利用)