新規性
■導入イメージ
情報の精度(場所・時間)が高く、設定水位に達するとタイムラグ無く冠水情報が通知されるため、管理者は現場確認(パトロール)や対策の優先順位の検討が容易。豪雨による水位状況の事前察知で安全対策。役所向けとして自治体が備え持つ防災メール配信サービス等と連携し、住民へ直接通知が実現すると「避難スイッチ」としての機能性が更に明確化。
■冠水時フロー
① 即座に動作
設定水位の冠水を検知すると即座に警告灯及び表示機が点滅を開始し、周辺住民と通行者への警告となる
② 正確な情報発信
役所の所管部署担当や提携先の消防署と警察署へ冠水地点と時間、冠水状況を通知するメールを自動転送
③ 速やかな対応に繋がる
現場確認(パトロール)や対策の優先順位を検討しやすい
期待される効果
■基本動作
毎日一度のヘルスチェック(電圧/他)を実施し、異常があった場合には管理者へメール通知される。
設定された水位の冠水を検知すると瞬時に警告灯及び表示機の動作(周囲への注意喚起)とサーバーへの通信を行い、管理者へメール通知が届く。確実に設定水位以下まで下がったことを確認後、管理者へ通知、警告灯及び表示機が通常動作へ移行。
■導入メリット
管理者はパトロール地域の絞り込みや対応の優先順位を考えやすくなり、通行規制などの手配がスムーズ。
住民は自宅で土嚢などの止水対策、階上への家財移動、自家用車の移動や子の帰宅路や避難ルートの確認などが可能。
適用条件
■適用場所
【管理者側】
①歩道(道路):内水氾濫 ⇒ パトロール/通行規制/立入り制限
②公園 :側溝の詰まり ⇒ ごみの除去/排水作業/土嚢など止水対策
③施設外構 :排水ポンプ機能低下 ⇒ 止水板の準備、設置/施設利用者に伝達
④河川・港湾 :外水氾濫/高潮 ⇒ 避難判断
【住民側】
①自宅 :土嚢など止水対策/自家用車の移動/近隣への声かけ/階上への移動(人/家財)
②屋外 :冠水箇所に近づかない/避難(帰宅)ルートの確認
■用途
・アンダーパス冠水対策、アンダーパス浸水対策
・河川の増水対策、河川の氾濫対策、河川の越水対策、洪水対策、豪雨対策、ゲリラ豪雨対策
・工事現場の安全対策、工事現場の浸水対策、悪天候時の現場作業中止判断