新規性
・トータルステーションによる現況測量や一眼レフカメラを用いたUAV写真測量から、オブリークカメラを用いたUAV写真測量に変えた。
・現況図作成における建物、白線、縁石などのトレースを、写真画像から行う手法から、点群データから行う手法に変えた。
期待される効果
・オブリークカメラを用いたUAV写真測量に変えたことにより、構造物の側面等の計測も容易で、計測範囲が広い場合でも計測時間が短縮するため、工程の短縮、施工性の向上、および経済性の向上が図れる。
・点群データからトレースする手法に変えたことにより、境界の不明確な場合のある写真からのトレースよりも作業効率が向上するとともに、精度にばらつきのない高品質なトレースが可能となるため、工程の短縮、施工性の向上、および経済性の向上が図れる。
・オブリークカメラを用いたUAV 写真測量に変えたことにより、作業範囲が拡大しても、安全な場所から作業ができるため、安全性の向上が図れる。
適用条件
① 自然条件
・雨天時、強風時、夜間は測量不可能
② 現場条件
・UAVが飛行可能なエリアであること
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし
④ 関係法令等
・改正航空法 国土交通省 平成27年12月10日
・小型無人機等飛行禁止法 国土交通省 令和元年5月17日
・道路交通法 警察庁 昭和37年6月2日
・電波法 総務省 昭和27年7月31日
・民法(第207条)法務省 明治27年4月27日
・都道府県又は市町村の条例