AI石礫検出システム「グラッチェ」

2024/08/30 更新
  • 石の大きさ・数・石の位置を自動計測
  • グラフ・レポートの自動生成
  • オルソ画像などの地形データを自動生成
  • 同じ場所の経年変化や災害前後の比較も簡単
  • 各種データのダウンロード

NETIS登録番号:KT-220038-A

概要

人力による計測作業が中心で、多くの課題が発生する渓流調査。
お手持ちの汎用ドローンで撮影した画像をクラウド上にアップロードするだけで、自動的に地形データを生成、独自のアルゴリズムを用いて石礫を自動抽出、礫径を自動判定し、砂防調査に必要なレポート出力までできるサービスである。
作業時間の短縮、データの品質向上、調査員の安全性向上を実現し、スマート渓流調査を実現。

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新規性

これまでの人力での礫径調査は多くの人員と足場が悪い状況での作業を行なっていたが、グラッチェはドローンで撮影した複数の空撮画像を活用。且つAIによる礫自動判読が行えるサービスである。
外業での工数削減の他にも内業による作業も礫径解析結果(解析結果の概要)、石礫抽出結果(石礫のサイズと個数の分布表)、礫径分布グラフ、礫径調査結果一覧表(石礫の長径・短径・平均・緯度経度情報)のレポートが自動生成される為、石礫調査業務全体の業務効率化を図れる。

期待される効果

礫径調査の手法を人力による実測から空撮画像による自動判読に変えたことにより、
・人手を要していた現地作業の必要がなくなり、経済性の向上が図れる
・時間を要していた現地作業の必要がなくなり、作業時間の短縮が図れる
・作業者の主観や立ち位置による計測結果のばらつきや見落としを防ぐことができ、品質の向上が図れる
・斜面崩壊箇所や渓流・石礫の多い箇所を徒歩で移動する必要がなくなり、作業員の安全性の向上が図れる
・石礫の位置座標を取得できるため、作業員が実測するより施工性の向上が図れる

適用条件

①自然条件
・空撮をドローンにより行う場合、風速5m以下かつ雨天以外
②現場条件
空撮をドローンにより行うにあたって、
・機体制御に必要なGNSS/GPS信号を十分に受信できる場所であること
・樹木等が繁茂していないこと
・十分な地上解像度を得るため、概ね対地高度40mで障害物無く飛行可能であること
・解像度1cm以下にて撮影
・撮影範囲 200m×1000m 以内にて撮影
・オーバーラップ率85%、サイドラップ率75%以上にて撮影
・撮影コースが3コース以上で、1コースあたり4枚以上の撮影
・ピンボケにならない様に適正にピントを合わせて撮影
・画像が極端に明るい、又は暗くならない様に撮影
③技術提供可能地域
・技術提供地域については制限無し
④関係法令等
空撮をドローンにより行う場合、
・航空法
・小型無人機等飛行禁止法
・電波法
・ドローン利用に関する各都道府県及び市町村条令

 

   他製品情報

 

 

 

施工事例・施工実績

工事採用実績

2件
0件
0件

施工手順

カタログ

カタログPDF

会社情報

会社名
(株)スカイマティクス
TEL
03-6262-6360
企業情報
公式サイト

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