現場端末システム（Mr.Samurai 3D）

2024/05/27 更新

新技術の適用イメージ
新技術の活用イメージ

NETIS登録番号：KT-230035-A

概要

電子端末と測量機器（モーター駆動式TS等、GNSS受信機）の通信接続を通して、現地測量から出来形管理まで作業員１名で行える端末システム。

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製品概要

新規性

・測量データ収集のために、通信接続がTSに限定される電子端末から、GNSS受信機の測量データの読み取りも可能な通信、演算機能を新たに追加した電子端末に変更した。
・測量データの収集機能のみの電子端末から、電子端末の位置情報をモーター駆動式TS等に送信し、かつ本情報に基づきTS等の測定方向の制御が可能な電子端末に変更した。
・測量データの収集機能を有する電子端末から、3次元設計データ（Land-XML)及び計測範囲の3D表示機能を新たに搭載した電子端末に変更した。

期待される効果

・GNSS受信機の測量データの読み取りも可能な通信、演算機能を新たに追加した電子端末に変更したことにより、
（１）GNSS受信機と一体化したポールと電子端末の移動のみで測量が可能となり、測量作業が効率的となり測量作業の省人化が可能となる（施工性）。
（２）TSの方向制御や複数作業員間の調整が不要となり、測量作業の効率化により工程が短縮する（工程）。
・電子端末の位置情報をモーター駆動式TS等に送信し、かつ本情報に基づきTS等の測定方向の制御が可能な電子端末に変更したことにより、電子端末からの遠隔操作によりモーター駆動式TS等の方向制御がTS等のロスト時を含めて可能となるため、観測点の移動に伴うTS等の測定方向の複数作業員間の調整が不要となる（施工性）。
・3次元設計データ（Land-XML)及び計測範囲の3D表示機能を新たに搭載した電子端末に変更したことにより、出来形管理の対象個所が現場で視覚的に確認できるため、出来形管理の現場確認作業が円滑化する（施工性）。

適用条件

①自然条件
特になし
②現場条件
GNSSアンテナを使用するため、衛星からの信号受信が可能な範囲であること
③技術提供可能地域
技術提供地域については制限なし
④関連法令等
・電波法
・３次元計測技術を用いた出来形管理要領（案）
・TS等光波方式を用いた出来形管理の監督・検査要領（土工編）（案）　
・TS等光波方式を用いた出来形管理の監督・検査要領（舗装工事編）（案）