走行型高精細画像計測システム(トンネルトレーサー)
2024/08/28 更新新規性
従来は道路を規制し、高所作業車などを使用し点検を行っていたが、本技術を用いることで交通規制を伴わずに外観変状情報の取得が可能となる。現場の点検作業が省力化でき、点検結果の精度も向上する。変状の転記作業においても、個人の技量に左右されないため、追跡調査や経過観察にも有用となる。
取得したトンネルの展開画像からひび割れをAIで自動検出し、CAD図(dxf)に変換することが可能であり、変状展開図作成作業の省力化も図れる。
取得したトンネルの展開画像からひび割れをAIで自動検出し、CAD図(dxf)に変換することが可能であり、変状展開図作成作業の省力化も図れる。
期待される効果(詳細)
現地でのスケッチ作業が不要となるため、点検作業に必要な人員および時間が減り、道路規制日数が削減される。
AIを活用してコンクリートのひび割れを検出することで、省力化に加え、技術者による品質のバラつきも減る。また、CADの展開図だけでなく、展開画像も併せて保存することで、定期的な維持管理にも活用できる。
AIを活用してコンクリートのひび割れを検出することで、省力化に加え、技術者による品質のバラつきも減る。また、CADの展開図だけでなく、展開画像も併せて保存することで、定期的な維持管理にも活用できる。
適用条件
・トラックに架装して走行しながら撮影する場合、幅員3m以上、高さ3.5m以上必要
・1回の走行で撮影する範囲は1車線程度
・トンネル断面が変化している場合は、現地で設定変更を行った上で複数回撮影を実施
・雨天時および路面の凹凸が大きい場合は撮影不可
<トンネル以外への適用>
撮影システムは自由に組み替えることが可能なため、水路や鉄道トンネルなどにも適用可能
・1回の走行で撮影する範囲は1車線程度
・トンネル断面が変化している場合は、現地で設定変更を行った上で複数回撮影を実施
・雨天時および路面の凹凸が大きい場合は撮影不可
<トンネル以外への適用>
撮影システムは自由に組み替えることが可能なため、水路や鉄道トンネルなどにも適用可能
施工事例・施工実績
工事採用実績
- 国
- 22件
- 公
- 63件
- 他
- 16件