模擬負荷装置

2024/09/02 更新
  • 模擬負荷装置の外観

NETIS登録番号:KK-180027-A

概要

公共・商業施設等の配電設備に設置される電力量計が、正しく電気配線や設定がされているかなどを確認する際に、実際に模擬負荷を発生させ、電力を消費させて電力量計の表示が正しいかどうかを判断するために利用する模擬負荷装置である。
本技術の使用で、コンセントや電灯等の電気器具使用前に、電気器具から電力量計を経由して中央監視設備までの配線の接続確認が行え、電力量計のパルスレートの確認が同時に行える。

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新規性

・施設運用前に積算電力量計の正確な計量確認ができ、パルスのレートの設定間違いや電源ケーブルの取り違えを発見できる機材を一体化し可搬性を持たせた。
・単相3線(100/200V)、三相3線(200V)回路に使用出来る。
・用途に応じた2種類の製品を用意。
(1)6kWタイプ(12.3kg,1kwhの積算電力量計で1パルス出力まで10分)
(2)3kWタイプ(8.5kg,1kwhの積算電力量計で1パルス出力まで20分)

期待される効果

コンセントや電灯等の電気器具使用前 (運用前) に、
・積算電力量計と中央監視設備との配線接続確認 (従来技術と同程度)
・使用箇所と積算電力量計との配線接続確認 (従来技術では確認できない)
・パルスレートの確認 (従来技術では確認できない)
ができる。

適用条件

①自然条件
・周囲温度:-10~+40℃かつ、24時間の平均が30℃以下(ただし,結露しないこと)
・相対湿度:45~85%
・特記事項:周囲でじんあい・煙・腐食性または可燃性の気体や蒸気、塩分による汚染が発生しない場所、直接水分が当たらない場所
②現場条件
単相3線(100/200V)、三相3線(200V)回路に使用出来る。
③技術提供可能地域
日本全国提供可能
④関係法令等
・電気工事士法
・電気設備技術基準
・内線規程
・労働安全衛生規則

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
2件
22件

施工手順

会社情報

会社名
日動電工(株)
TEL
06-6358-2207
企業情報
公式サイト

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