銃打音【ガンダオン】(高所連続打音点検装置)

2024/05/28 更新
  • ガンダオン【銃打音】
  • 従来技術(左側)とガンダオン(右側)の利用状況比較

NETIS登録番号:KK-230068-A

概要

高所のコンクリート部材などでできている構造物(橋梁、トンネル、建築物など)について移動式足場や梯子、高所作業車なしで打音検査を行うことが可能な技術。

新規性

・移動式足場や梯子、高所作業車を使用し、近接目視による点検ハンマーでの打音検査から、移動式足場や梯子、高所作業車なしで点検できる工法に変えた。
・高所作業車のバケットが進入できない狭い箇所では、不可能であった点検ハンマーでの打音検査が細いポールに取り付けることで、狭い箇所でも打音点検が可能な工法に変えた。
・人力による不定の強さ・速さの点検ハンマーでの打音点検から、自動叩打による一定の強さ・速さでの打音点検が可能な工法に変えた。

期待される効果

・移動式足場や梯子、高所作業車を使用し、近接目視による点検ハンマーでの打音検査から、移動式足場や梯子、高所作業車なしで点検できる工法に変えたことにより、交通規制準備の時間と交通規制の時間を削減、高所作業車や移動式足場、梯子の移動時間を削減し点検者の作業効率が図れる。
・高所作業車のバケットが進入できない狭い箇所では、不可能であった点検ハンマーでの打音検査が細いポールに取り付けることにより、狭い箇所でも打音点検が可能である。
・人力による不定の強さ・速さの点検ハンマーでの打音点検から、自動叩打による一定の強さ・速さでの打音点検が可能な工法に変えたことにより、人力による点検ハンマーでの叩打では長時間による疲れ、叩打する間隔が広くなり、浮きの見逃しの低減や点検者への負担が大幅に低減し、定量的に叩打する間隔や品質を保つことを図れる。
・移動式足場や梯子、高所作業車なしで点検できる工法に変えたことにより、高所作業車へ走行車が衝突するリスク、高所作業車、移動式足場、梯子からの落下のリスクも低減できる。

適用条件

①自然条件
・風速10m/sec未満
・外気温0~40℃
・降雨、降雪時は中止
②現場条件
作業スペースとして1m×1m程度必要
③技術提供可能地域
技術提供可能地域については制限なし
④関連法令等
・橋梁定期点検要領(平成31年3月、国土交通省) p,13 
・道路橋定期点検要領(平成31年2月、国土交通省) p,7
・道路トンネル定期点検要領(平成31年2月、国土交通省) p,3 

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
オングリットホールディングス(株)
TEL
092-600-9130
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法