新規性
・梁及びツナギ材を工場製作として、現地地組をした後、支柱杭に取付ける工法とした。
・現地地組した補強材を、桟橋上部より吊り込み、設置した架台より吊下げられ たゴンドラを上下させ取付ける工法とした。
・工場製作した梁及びツナギ材を、 現場において加工することがなくなる構造とした。
・部材を再利用できる構造とした。
期待される効果
・工場で製作した梁及びツナギ材を桟橋上部で組立て、一体化として支柱杭間に取付けることにより、設置時間の短縮ができる。
・支柱杭補強材取付は、桟橋上部より吊下げられたゴンドラにより、設置されるため、足場が不要となり、設置時間の短縮が図れる。また、ゴンドラ内の施工となり安全面にも配慮される。
・工場製作した梁及びツナギ材を、 現場において加工することがなくなり、施工性の向上が図れる。
・一部部材を再利用することにより、資源の有効活用ができる。
適用条件
① 自然条件
・強風、大雨、大雪などの悪天候により、作業の実施について危険が予測されるときは、作業を中止する。
② 現場条件
・現場まで資機材搬入道路が必要。
・クローラクレーン組立ヤード(道路上でも可)が必要。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・労働安全衛生法
・ゴンドラ安全規則
・クレーン等安全規則
使用する機械・工具