新規性
主桁間隔2.0mを4.0mに変え軽量化、上部工部材は地組後一括架設する方式を採用して支持杭に鋼管800mm板厚14mm(SKK490材)を採用して強度を向上させた。
期待される効果
・導杭・導枠設置撤去を起点部のみにとどめ、作業は全て橋面上から行い、地組と架設工の同時並行化と上部工部材をピン連結とした事により工程短縮、施工性と安全性の確保に繋がる。
・主桁本数の削減により200t吊クローラクレーンで幅員8m、支間長20mの縦方向架設を可能とし、支持杭を杭列3本とする事で打込み本数の削減および支持杭の鋼管を転用可能にしたことにより工程短縮と経済性の向上に繋がる。
適用条件
① 自然条件
・風・雨・雪など悪天候での作業は行わない。
・平均風速 10m/s 以上は、作業を中止する。
・気温5℃以下での溶接作業は行わない。但し、天候の影響を受けないように適切な養生などの処置を行う場合はこの限りではない。
② 現場条件
・仮橋起点部において当初に50m×40m(平場溶接有りの場合)約 2,000㎡程度の機材・地組ヤードが必要となるが、継溶接の有無や架設の進捗により変動する。
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域に制約無し。
・基地:兵庫県(輸送費は地域により異なる。)
④ 関係法令等
・騒音規制法
・振動規制法
・水質汚濁防止法
・河川法
・道路法