新規性
・ダム・河川・湖沼等内陸部への適用を考慮し、フロート単体サイズ:幅2.36m×長さ4.72m×高さ2.0mとコンパクトにした事で車輛積載量15t積・10t積による輸送を可能にした。
・標準として台船形状は、幅21.24m×28.32mの約600m2の矩形型であるが、フロート組合せによる増減も可能である。
期待される効果
・台船の輸送・組立・艤装・受検完了後、即座に工事に適用できるため省人化が図れる。
・重機足場確保にかかる鋼材費が不要で機材費、消耗品費及び省人化により経済性に優れる。
適用条件
① 自然条件
・風・雨・雪など悪天候での作業は行わない。
1.作業時
1-1.(水上)風速:概ね10m/s以下(強風注意報の基準は地域毎に異なる)
1-2.(海岸・港湾の場合)潮流:1m/s以下、波高:0.5m以下(有義波高(H 1/3))
2.組立解体時
2-1.風速:概ね10m/s以下(強風注意報の基準は地域毎に異なる)
3.雨天時・積雪時
3-1.大雨注意報ならびに大雪注意報発令未満(各注意報の基準は地域毎に異なる)
② 現場条件
・ダム・河川・湖沼への搬入は、車輛積載量15t積・10t積での輸送が可能である。
・船体の分解組立用ヤードとして水際に幅20m×長さ30m以上、水深2m程度が必要である。
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能。
(2015.04現在 2隻保有)
④ 関係法令等
・労働安全衛生法
・船舶安全法
・道路構造令
・水質汚濁防止法