オープンロックネット工法

2024/11/12 更新
  • 落石が衝突した場合、支柱の損傷なし
  • 架設面積縮小によるコストダウン
  • 支柱間隔を最大15m設置可能
  • 最大200kJの落石エネルギーを吸収

NETIS登録番号:SK-210004-A

概要

ポケット式落石防護網の支柱間隔を現場条件に応じて最大15mまで拡張できるため、安定した支柱位置を選定し、落石の衝突リスクを大きく軽減できる。また、支柱背面に落石衝撃補強機構を設けている。支柱本数を削減することで施工性も向上できる。

新規性

支柱高6.0m、支柱間隔15.0mまで広げた施工が可能となった。

期待される効果

・従来技術では最大3mだった支柱間隔を最大15mまで広げることができるため、支柱、吊ロープ及びアンカー本数が削減できることで、谷地形や凹凸斜面の場合、施工面積が減少し経済性の向上、及び労務の軽減、工程の短縮が図れる。また、従来技術に比べ、支柱設置箇所の設定範囲が拡がることで、落石衝突リスクの高い箇所を回避することでライフサイクルコストの削減が図れる。万一落石が衝突した際の衝突補強機構も追加し、支柱を強化している。
・施工面積を縮小できることで、伐採範囲等が減少し、環境への負荷低減が図れる。
・従来技術では可能落石エネルギーが最大150kJまでと制限されている。オープンロックネットは支柱間隔を広げることで阻止面全体で弾性変形を起こし、瞬時にエネルギーを吸収できるため、落石に対する強度が向上している。その結果、実物大実験では200kJを超えるエネルギーを受け止めることができた。

適用条件

① 自然条件
・強雨・強風時施工不可
・積雪時施工不可
② 現場条件
・材料仮置き場が必要
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④ 関係法令等
特になし

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
8件
0件

施工手順

会社情報

会社名
落石工法研究会
TEL
088-821-9511
企業情報
公式サイト

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