スコールボックス アンダーパスタイプ(集中豪雨時のアンダーパス冠水対策工法)
2025/03/06 更新新規性
1.冠水防止のために地下に設置した多段式の積み上げ貯留槽に雨を流せるようにした。ブロックを積み上げる多
段式としたため製品段数を増やすことで大量の雨水を貯留できるようにした。スコールボックス(貯留槽)を
3段7列×4(84基)で設置すると、135m3(135t:一般的な小学校の25メートルプールの半分以上)の水量を
確保できる。
2.スコールボックは分離構造であり、貯留槽部分(スコールボックス)と上部製品(スコールU/スコールL/水量調
節枡)(写真②分離構造)の組合せにより様々な場所の設置に対応できる。
3.貯留槽内に貯留された雨水は時間をかけて地中に浸透させる構造にした。地層によって浸透させることが困難
な場合、浸透可能な地層まで硬質塩ビ管などで通す方法や砕石パイル工法などにより浸透させる方法もある
(写真③浸透の仕組み)。
4.下流に流れた雨水をポンプアップによって貯留槽に貯留できるようにした。
段式としたため製品段数を増やすことで大量の雨水を貯留できるようにした。スコールボックス(貯留槽)を
3段7列×4(84基)で設置すると、135m3(135t:一般的な小学校の25メートルプールの半分以上)の水量を
確保できる。
2.スコールボックは分離構造であり、貯留槽部分(スコールボックス)と上部製品(スコールU/スコールL/水量調
節枡)(写真②分離構造)の組合せにより様々な場所の設置に対応できる。
3.貯留槽内に貯留された雨水は時間をかけて地中に浸透させる構造にした。地層によって浸透させることが困難
な場合、浸透可能な地層まで硬質塩ビ管などで通す方法や砕石パイル工法などにより浸透させる方法もある
(写真③浸透の仕組み)。
4.下流に流れた雨水をポンプアップによって貯留槽に貯留できるようにした。
期待される効果(詳細)
1. 大雨が降り冠水したアンダーパスに、車が侵入してしまい動けなくなると、重大な事故につながるリスクがあ
る。そのようなリスクに対し増水の軽減や冠水するまでの時間を長くするなどの効果が期待できる(写真④ス
コールボックスの効果)。
2.水分調整桝を設置したことで、通常の場合には下流に排水、大量の雨水が発生した場合には大量に、貯留槽に
一時貯留できる。雨水の流入量が調節でき、冠水までの時間をコントロールすることが可能となった(写真⑤
水量調整桝の仕組み)。
3.貯留した雨水を時間をかけて地中に浸透させる構造となっている。製品2段積みで1時間に0.23m3(スコール
ボックスⅠ型の場合)の水を地下へ浸透させることができる。
4.下流に流れた雨水をポンプアップによって貯留槽に貯留できるようにしたことで、冠水から素早く復旧できる。
る。そのようなリスクに対し増水の軽減や冠水するまでの時間を長くするなどの効果が期待できる(写真④ス
コールボックスの効果)。
2.水分調整桝を設置したことで、通常の場合には下流に排水、大量の雨水が発生した場合には大量に、貯留槽に
一時貯留できる。雨水の流入量が調節でき、冠水までの時間をコントロールすることが可能となった(写真⑤
水量調整桝の仕組み)。
3.貯留した雨水を時間をかけて地中に浸透させる構造となっている。製品2段積みで1時間に0.23m3(スコール
ボックスⅠ型の場合)の水を地下へ浸透させることができる。
4.下流に流れた雨水をポンプアップによって貯留槽に貯留できるようにしたことで、冠水から素早く復旧できる。
適用条件
【適用場所】アンダーパスの道路脇の歩道部の地下設置範囲
1.棟間部(隣棟間隔部):集合住宅の棟間に設置
2.各戸貯留:各戸敷地内に設置
3.駐車場部:駐車場下に設置
4.道路貯留:道路下や歩道部に設置
上記のような設置敷地面積に余裕がないような場所でも既存施設を活かしたまま貯留施設を設置することが可能である。
1.棟間部(隣棟間隔部):集合住宅の棟間に設置
2.各戸貯留:各戸敷地内に設置
3.駐車場部:駐車場下に設置
4.道路貯留:道路下や歩道部に設置
上記のような設置敷地面積に余裕がないような場所でも既存施設を活かしたまま貯留施設を設置することが可能である。
施工事例・施工実績
施工手順
-
① 床掘り掘削 製品下部の充填材の高さまで床掘りを行う。掘削勾配は、地盤の土質・掘削深さによる
-
② 底部充填材敷設・埋め戻し転圧 製品底面の高さまで充填材を敷設。周囲を埋め戻し、十分転圧を行う
-
③ 製品設置 最下部の製品はスコールボックス「標準型」となる。標準型の上に複数積上げる場合は開口型の製品を据え付ける
-
④ 敷き直し、締め固め 一層につき35~40cm程度埋め戻し、一層辺りの仕上がり厚さを30cm以下になるように締め固める
-
⑤ 完了 最上段製品に専用コンクリート蓋をかけた後、舗装を施工し完了
カタログ
会社情報
- 会社名
- 藤林コンクリート工業(株)
- TEL
- 0257-24-3375
- 企業情報
- 公式サイト