新規性
・有機溶剤の使用をやめた。(従来は希釈用に使用していた)
・ベース色をクリアーにした。(従来は着色品が使用されていた)
・粘度、硬化時間の最適化を図り、表層部の封孔処理と表面被覆を同時に可能とした。(従来は表面被覆のみであった)
・プライマーの使用をやめた。(従来は付着性確保の理由から必要であった)
・紫外線劣化を起こさない無機系ポリマー骨格とした。(従来は有機系ポリマー骨格であった)
・使用材料を1種類にした。(従来異なる材料を用いて複層で仕上げていた)
・多層塗りを行う場合の塗装間隔を2時間(23℃ 50%RH)にした。(従来は1日以上必要であった)
期待される効果
・有機溶剤を使用しないことで、作業環境が向上し、VOC(揮発性有機化合物)の発生も抑制できる。
・クリアー色で塗装することで、施工後のコンクリートの状態が確認できる。
・表層部の封孔処理と表面被覆を同時に可能とすることで、塗膜が根を張るようにコンクリートと付着し、膨れ、剥がれが生じない。
・紫外線劣化を起こさないため、長期の耐久性、耐候性が期待できる。
・無機系の塗膜は難燃性に優れ、火災の心配がない。
・塗り層数を減らすことで、工期の短縮が実現でき、経済性の向上にも寄与する。(経済性:12%向上)
・塗り間隔を2時間にすることで、1日で施工完了できる。(工期:50%短縮)
・コンクリート表面の粗度を小さくできる。
適用条件
① 自然条件
・気温が5℃~35℃の範囲で使用すること。
・湿度が85%以下で使用すること。
・雨天時の施工は避けること。
② 現場条件
・施工前日、施工日は、塗装面を乾燥状態に保つこと。
・硬化反応時に微量のアルコールを生成するため、換気の良い場所で取り扱うこと。
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なしなし。
④ 関係法令等
・消防法:危険物第4類第2石油類(非水溶性)
・労働安全衛生法:第57条の2第1項に定める、名称を通知すべき物質(調色品が該当)
使用する機械・工具
- ワイヤブラシ
- サンドペーパー
- ローラー
- スプレーガン
会社名 昭和商事株式会社
所在地 岐阜県岐阜市香蘭1丁目1番地
TEL 058-255-3345
URL http://showacorp.co.jp/