タイタンコート防錆塗装工法

2024/12/02 更新

NETIS登録番号:KK-230037-A

概要

鋼構造物の塗替えにおいて再発錆を抑制する防食工法であり、本技術の活用により錆転換機能を持つ防錆層で再腐食を抑え、保護層に厚膜の無機系塗料を採用し、重塩害環境においてもコストを抑えながら鋼構造物の長寿化が図れ、ライフサイクルコストを削減できる。主成分が無機質であるため、耐塩害性、難燃性、耐酸、耐アルカリ性、耐屈曲性、耐クラック性に優れており、外部からのアタックに強い塗膜を形成する。

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新規性

・素地調整において1種ケレン(ブラスト処理)が不可な部分でも、3種ケレン(動力工具)での施工を可能にした。
・防錆層に錆転換機能を付与し、保護層に無機成分を厚膜で塗装することにより重塩害環境においてもコストを抑えながら鋼構造物の長寿化が図れ、ライフサイクルコストを削減できる。
・主成分が無機質であるため、難燃性、耐酸、耐アルカリ性、耐屈曲性、耐クラック性に優れ、外部からのアタックに強い塗膜を形成する。

期待される効果

・3種ケレンB以上の素地調整で施工が可能になり、従来工法よりイニシャルコストが6.65%縮減して経済性が向上。
・錆転換機能及び無機成分を付与し塗膜を厚膜にすることで、期待耐久年数が向上し、ライフサイクルコストを縮減できる。
・速乾性があり、従来工法の工期5日が本工法では2日となり、工期短縮が可能になる。
・シロキサン結合反応硬化型塗膜を形成するため、耐候性・耐汚染性に優れており、重塩害環境部への対応が可能となる。
・従来の無機系塗料に比べて、耐酸、耐アルカリ性、耐屈曲性、耐クラック性に優れる。

適用条件

一般環境下及び重塩害環境下の鋼構造物全般。
タイタンコート防錆前処理剤及びタイタンコート防錆塗料は気温10℃以下、湿度85%以上で施工不可。タイタンコート中塗塗料及びタイタンコート上塗塗料は気温5℃以下、湿度85%以上で施工不可。また、降雨や結露の恐れがある場合は施工不可。

 

  

施工事例・施工実績

工事採用実績

68件
817件
60件

施工手順

カタログ

タイタンコート防錆塗装工法

会社情報

会社名
三重塗料(株)
TEL
0598-56-1311
企業情報
公式サイト

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