新規性
・剥落防止層をビニロンネットと不透明な樹脂から、強靭で耐候性に優れる透明なウレアウレタン樹脂に変えた。
・プライマーを通常硬化型のエポキシ樹脂から速乾性に変えた。
期待される効果
・剥落防止層を強靭で耐候性に優れる透明なウレアウレタン樹脂に変えたことにより、
1)下地変状の視認が可能となるため、安全性の向上が図れる。
2)ビニロンネット、仕上げ塗材が不要となり、労務費が削減されるため、経済性の向上が図れる。
3)ビニロンネット、仕上げ塗材が不要となり、2工程での施工が可能になるため、工期の短縮が図れる。
4)ビニロンネットを使用しないことで、複雑な形状での施工が容易なため、施工性の向上が図れる。
・プライマーを速乾性に変えたことにより、短時間施工が可能になり、施工性の向上が図れる。
適用条件
① 自然条件
・気温:-5~40℃
・湿度:85%以下
・強風、強雨、降雪時には施工を行わない。
・施工面の結露がなく、表面含水率8%以下で施工可能である。
② 現場条件
・計量・混合に1m×2m程度、塗布に1m×1m程度、壁の塗布面から80cm程度、天井部では内空が120cm程度必要である。
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限無し
④ 関係法令等
・労働基準法(令和2年4月1日施行、厚生労働省)
・消防法(令和元年7月1日施行、総務省)
・労働安全衛生法(令和2年4月1日施行、厚生労働省)