エポガードシステム

2024/08/30 更新
  • 施工例1(埼玉県刀水橋)
  • 施工例2(三重県賢島大橋)

NETIS登録番号:CB-080011-VR(旧登録)

概要

高浸透性の下地処理材と特殊変性エポキシ樹脂系下塗り塗料との相乗作業により、鉄素地まで強力に浸透してさびを固定化させ緻密で安定な黒さびに転換する。重金属を含まない環境に優しい塗料。

新規性

■安定錆の形成
・従来技術はふっ素樹脂による塗装であったが、エポガードシステムは赤錆を緻密で安定した黒錆に転換させることを特徴とする。
・ヘマタイト(赤錆)例・(OH)3.FeOOHを脱水、または還元することによりマグネタイト(黒錆)Fe3O4となる。
■1種ケレン(ブラスト)が不要
・従来技術は素地調整時に1種ケレン(ブラスト処理)が必要であったが、エポガードシステムは素地表面が安定錆(黒錆)化しているので1種ケレンからの工程が不要となった。
■有害金属の未使用
・一般的なジンクリッチ塗装は亜鉛等が含有しているが、エポガードシステムは鉛、クロム、亜鉛等の有害金属は使用していない。
■塗装工程の簡略化
・従来技術は5層(標準)程度の多層塗装であるが、エポガードシステムは3層(標準)塗装とすることができた。
■維持管理等
・素地が安定錆に転換しているため、上塗り層が劣化して来た時には表層部の塗り替え作業で済む。

期待される効果

5つの特長に対して、以下のようなメリットがある。
■安定錆の形成
・安定錆となるため、長期防食性能を確保できる。
・安定錆は鋼材の有する構造強度を維持できる。
■1種ケレン(ブラスト)が不要
・1種ケレン(ブラスト処理)が不要となるため、粉塵や騒音を極端に低減できる。
・エポガードシステムは重ね塗りの適合性に優れているため、上層を目荒しケレン(表面に傷を付け上層塗料との密着性を向上させる為)することで、上塗り塗料は白化(チョーキング)した部分の塗り替えとなり、工程の短縮やコスト削減ができる。
■有害金属の未使用
・環境問題に配慮できる。
・施工作業者や環境問題に配慮できる。
■塗装回数の軽減(工程の簡略化)
・エポガードシステムは、塗装工程が簡略化できることにより施工面の大幅なコスト削減ができる。

適用条件

① 自然条件
以下の気象条件では施工は避ける。
・降雨、降雪の時、またはその恐れがある時。
・被塗装面に湿気がある時。
② 現場条件
・有機ガス用防毒マスク、保護メガネ、保護衣、保護手袋を着用してください。
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)
・消防法
・毒物劇物取締法

使用する機械・工具

  • 電動工具(素地調整)
  • 手工具(素地調整)
  • ローラー
  • ハケ

施工事例・施工実績

工事採用実績

245件
1250件
95件

施工手順

会社情報

会社名
(株)エコクリーン
TEL
0598-20-2677
企業情報
公式サイト

特集

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