クリンカアッシュを固める防草工法

2019/05/09 更新
  • 土佐国道中央分離帯施工例
  • ライトガンコマサ施工断面図

NETIS登録番号:SK-180018-A

概要

リサイクル骨材のクリンカアッシュを使用した防草技術

新規性

・防草工にレディミクスコンクリートを打設して対応していたが、パッケージした乾燥材料を敷き均し、散水する施工に変えた。
・コンクリート工に比べ時間的な拘束を受けずに施工できる。
・骨材粒径を5mm以下にすることで30mmの打設厚が可能である。
・主原料のクリンカアッシュは、収縮によるひび割れが入りにくいため目地が不要である。
・クリンカアッシュは石炭灰のリサイクル材であり環境負荷低減につながる。
・クリンカアッシュは透水性、保水性に優れているため、植栽のある場所でも施工ができる。

期待される効果

・パッケージされた乾燥材料は軽量であり、運搬や敷均しが容易に出来るため施工性の向上が図れる。
・コンクリートに精通した知識者や熟練工は不要である。
・散水、転圧後は作業員の軽歩行が可能なため現場解放が早い。
・目地を設置しない為、目地からの雑草が発生しない。
・解体する場合は撤去が簡単であり、 第2種改良土として再利用ができる。

適用条件

① 自然条件
・降雨、降雪、強風時は施工不可である。
・施工時及び施工後1週間以内のは最低気温0℃以下は施工を見合わせる。
② 現場条件
・下地が軟弱な場合や不陸が大きい場合は客土や砕石で適宜調整をする。
・材料受入時の荷降ろしに要するクレーンやリフトの機材が一時的に必要である。
・法面の傾斜は1:1.5以下の範囲で行う(ネット張りが必要)。
・施工直後の降雨はシート養生をする(材料流出防止のため)。
・施工後凍結が予想される場合は保温マットで養生する。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
・離島、遠隔地は別途経費が必要である。
④ 関係法令等
・特になし。

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)ワイ・ビー・ケイ工業
TEL
088-642-1332
企業情報
公式サイト

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