ジャケット据付管理システム

2021/03/09 更新
  • 概念図
  • ジャケット位置とレグ内カメラのモニタ

NETIS登録番号:QSK-190005-A

概要

・打設された鋼管杭にジャケットを据付ける技術。
・据付けるジャケット上に360度プリズムを設置し、既設岸壁に自動追尾トータルステーションを設置し、誘導する技術。
・自動追尾トータルステーションのデータと、ジャケットのレグにCCDカメラを設置して、リアルタイムでレグと鋼管杭のクリアランスの画像を、陸上に設置してある監視場所のシステムに無線で送る。その後、一括したデータを操船室のシステムモニタに送信する。これにより、ジャケット据付の施工精度が向上する技術。

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新規性

・打設された鋼管杭にジャケットを据付ける時、据付けるジャケット上に360度プリズムを設置、既設岸壁に自動追尾トータルステーションを設置し、誘導できるようにした。
・レグ内カメラを利用して、鋼管杭とジャケットのレグの位置関係を、起重機船オペレータがリアルタイムで把握できるようにした。

期待される効果

・測量員が不要になるため省人化でき、ジャケット据付効率が上がることで、工程の短縮および施工性の向上が期待できる。
・リアルタイムでジャケットの位置が表示でき、レグ内カメラにより鋼管杭とレグの位置関係をオペレータが確認できるため、品質・出来形が向上する。
・ジャケット据付管理のために据付けるジャケットの上に作業員を配置しなくて良いため、安全性が向上する。

適用条件

① 自然条件
・作業が可能な条件。
・作業中止基準:風速10m/s以上、波高1.0m以上、視程1,000m以下
② 現場条件
・自動追尾トータルステーションの設置場所が、据付けるジャケット上の360度プリズムから500m以内で確保できること
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④ 関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
みらい建設工業(株)
TEL
03-6436-3710
企業情報
公式サイト

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