新規性
・一般油圧ショベルに操縦者が搭乗せずに遠隔から操縦できるようにした
・遠隔操縦ロボットの搭載を容易にした(本体重量約47kg、2人で30分程度)
・遠隔操縦ロボットを3分割式にした(本体・ケーブル・付属品等全てをキャリングケースで3分割でき、一つあたりの重量は約28kg~約46kg)
・通信は特定小電力無線を使用している
・無線に代わって、有線の機能も備えている
・オプションにより、ペダル操作を行う事ができる
期待される効果
・油圧ショベルに操縦者が搭載しないため、操縦者の安全確保や労働環境が向上する
・搭載が容易なため、遠隔操縦が必要な時のみ使用することができる
・分割することで、アルミBOX3個に収まり、運搬はライトバンなどでも行える
(BOXサイズ 長960×幅460×高650、長860×幅660×高450、長710×幅410×高500)
・資格不要の無線を使用しているため、遠隔操縦を行う為に特別な資格を必要としない
・有線を使用することで、無線通信が困難な場所や遠距離操縦が可能になる(100mごとに中継器を設ける必要あり)
・オプションでペダル操作ができるため、バケットだけでなくグラップルやブレーカー操縦も可能になる(事前調査が必要)
適用条件
① 自然条件
・適用温度 0℃から40℃
適用温度外での使用時には油圧ショベルのエアコンを使用して温度管理する
② 現場条件
・操縦者が油圧ショベルの動きを把握できる環境
・無線通信の障害が無い環境(有線通信時を除く)
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・なし(車両系建設機械運転技能講習の受講終了者)