ケーソン据付システム 函ナビ

2024/08/30 更新
  • 函ナビイメージ
  • 注水管理画面

NETIS登録番号:CBK-130002-VE(旧登録)

概要

・ 函ナビは、ケーソン据付時、ケーソンを誘導するために必要な情報となる2台のトータルステーション、二軸傾斜計及び枡毎に設置される複数の水位計の計測データをリアルタイムに発信し、パソコン画面上に表示する
・これに基づいて新設ケーソンを所定の位置に正確に据付けることができる。
・ケーソン底版部4隅の動揺幅に変換処理し、監視モニター画面上でうねりによるケーソン動揺軌跡として表示することができる。
・最終のケーソン着底段階時、ケーソン動揺幅と既設ケーソンとの離隔、基礎マウンドまでの距離を監視しながら、最終着底の判断を行うことが可能となり、確実な出来形精度を確保することができる。
・当該システムを用いることにより、既設上部工上の安全な位置でモニターを確認しながらウインチとポンプ操作を行えるのでケーソン上での転倒・転落災害やアンカーワイヤーによる跳ねられ災害を防止できる。また、遠隔操作で作業を集約するため、作業員への負担を減らした上に、作業員数も減少でき、人的災害発生リスクを低減できる。

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新規性

・ケーソンを誘導するために必要な情報をリアルタイムにパソコン画面上に表示しできるため、これに基づいて新設ケーソンを所定の位置に正確に据付けることができる。
・最終のケーソン着底段階時、ケーソン動揺幅と既設ケーソンとの離隔、基礎マウンドまでの距離をリアルタイムに監視しながら、最終着底の判断を行うことができる。
・上記のように、一元管理してケーソン据付作業
・ 既設上部工上の安全な位置でモニターを確認しながら遠隔操作により、ウインチとポンプ操作を行うことが可能となり、新設ケーソン上での通常作業が不要となり、作業員数も減らすことができる。

期待される効果

・ケーソンの据付精度の向上
・ケーソンの据付作業の効率化
・ケーソン据付作業時の安全性の向上

適用条件

① 自然条件
通常のケーソン据付作業と同様の作業中止基準(有義波高0.6m、平均風速10m/s)
② 現場条件
ケーソンと操作室(システム制御盤、パソコン及びモニター設置)の離隔距離〇m
なお、操作室は、ウインチ方式の場合は既設ケーソン上に設置。吊降し方式の場合は起重機船の操作室となる。
③ 技術提供可能地域
日本国内
④ 関係法令等
特になし

施工事例・施工実績

工事採用実績

8件
1件
0件

施工手順

会社情報

会社名
東洋建設(株)
TEL
03-6361-5450
企業情報
公式サイト

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