解放感を保ち、環境を損なわない洪水・高潮対策 アクリル止水パネル

2024/11/12 更新
  • 止水壁
  • 防潮堤

NETIS登録番号:KTK-210013-A

概要

近年の局地的な降雨量の増加による高潮・津波被害や河川の洪水によって想定される水位が見直される中で、安全対策工として従来のものよりも背の高い護岸壁が検討されるケースが増えている。『アクリル止水パネル』は、一般的な「コンクリート壁」の問題点である日照障害や圧迫感を軽減し、眺望が確保できる。
また、災害時に海・川の状態が見えないという危険性が軽減され、状況に応じた安全の確保にも繋がる。

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新規性

・アクリル止水パネルは工場で製作を行うことにより、現場での施工時間を大幅に短縮することができる。
・アクリル止水パネルは現場での支保工及び型枠設置が不要なため、現場の占用スペースが小さく省スペースの施工が可能である。
・アクリル止水パネルは工場で製作を行うため、コンクリートの需給影響が少なく、安定した期間で施工が可能である。

期待される効果

嵩上げ部を工場で製作することにより施工日数をコンクリートによる嵩上げと比べ、抑えることが可能である。
コンクリートや鋼製の止水板と比べ、アクリル止水パネルは透明な材料であるため、災害時の海や川の状況を確認することができる。

適用条件

① 自然条件
越流水位を最大3.0m程度を想定
② 現場条件
アンカーボルトが施工可能なコンクリート既設壁
躯体天端幅180mm~、止水壁に設置した際、想定される越流水位の水圧に耐えられること。
③ 技術提供可能地域
日本全国
④ 関係法令等
道路橋示方書・同解説 平成29年11月(日本道路協会)
津波を考慮した胸壁の設計の考え方(暫定版) 平成27年11月
(水産庁 漁港漁場整備部 防災漁村課)
(国土交通省 港湾局 海岸・防災課)

 

  

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
11件
1件

施工手順

会社情報

会社名
東京製綱(株)
TEL
03-6366-7788
企業情報
公式サイト

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