トラック積載容量計測システム「キャパライザー」

2024/08/30 更新
  • 概要:トラック積載容量計測システム「キャパライザー」
  • 効果:キャパライザーの効果説明

NETIS登録番号:CG-220025-A

概要

トラック積載物の「容量」計測システム。トラック停車位置上部に支柱等で設置された3Dレーザースキャナーを用いて、計測パソコンからの遠隔操作で自動計測(積荷、空荷時に各20秒)して、「容量」を計算・表示するシステム。

新規性

・従来のトラック積載物の容量計測は、人手により計測されていたが、 本技術は遠隔操作により3Dレーザースキャナーを自動動作させての計測が可能となり、短時間で正確、安全な計測が可能となった。
・また、トラックスケール重量計測と併用出来うる計測時間を実現した。

期待される効果

・3Dスキャナーを使用することで、トラック積載物の人手による計測よりも誤差が減り、品質(計測精度)が向上する。
・計測パソコンからの遠隔操作で自動計測が出来るため、トラックに近づく作業を低減出来て、安全性が向上する。
・3Dスキャナーの遠隔自動計測(施工の機械化)により作業時間が低減出来、施工性が向上し、省人化が図れる。

適用条件

①自然条件
・天候:レーザー計測可能な安定した天候(大雨、雪、霧、靄の発生が無いこと)
・気温:-10℃~50℃(ただし、レーザー透過ガラス面が結露等で曇らないこと)
②現場条件
・計測位置にトラック停車場所として、3m×6m~12m(トラック車長による)程度のスペースが必要。トラックスケール計測台上でも計測可能。
・スキャナー設置の支柱又は門柱が必要。(高さ10m~15m程度、張り出し3m程度)
・計測ノートパソコン設置場所として、事務所(プレハブ小屋など)が必要。
・スキャナー設置場所から計測ノートパソコンまで電源線、LANケーブルの敷設が必要。
・AC100V電源が必要。
・必要に応じて避雷対策が必要。(支柱に避雷針設置、雷サージ対策機器設置など)
・付近に煙発生場所(焼却炉、焚火など)が無いこと。
③技術提供可能地域
技術提供地域については制限なし
④関連法令等
レーザー製品の安全基準
欧州規格:EN 60825-1:94,96,01 計測レーザー:Class 1
(JIS C6802:2014と整合)

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
1件
13件

施工手順

会社情報

会社名
三菱重工マシナリーテクノロジー(株)
TEL
082-291-2339
企業情報
公式サイト

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