現場見守る君 スタンダード
2024/04/22 更新新規性
・バックアップ機能として、SDカードに約7日間分の動画保存、クラウドに静止画約30日間分を保存できる。
期待される効果
・現場に直接足を運ばなくても状況の把握が可能。特に、工期の確認、悪天候時などをリアルタイムに確認できる。
適用条件
・特になし
② 現場条件
・本体を稼働させるために、100Vの電源が供給できる設備があること
・本体を固定するために単管又は仮設ポールが設置できること
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域について制限なし
④ 関係法令等
・建設業法第26条第3項
人の目の代わりになる防犯/監視カメラ |
近年、様々な分野でカメラによる監視が行われている。その理由の一つは人手不足で、カメラが人の代わりに現場を管理する役目を担っているのだ。
例えば建設現場は、これまでは主任技術者一人で一度に管理できるのは一つの現場に限られていた。しかしカメラでリアルタイムの画像を見ることで、距離に関係なく複数の現場を管理することができる。現場に行く回数も減らせるため、省人化やコスト削減につながる。また24時間、夜間も映像が撮られているので、防災・防犯の目的でも利用効果が高い。
見える化することで効率と安全を高める |
『現場見守る君』は、ネットワークカメラを使用し、簡単に現場の見える化が可能な防犯/ 監視カメラである。展開する吉田東光は創業70年を超える老舗の建材資材総合商社で、本来手掛ける製品からは少し異色にも見える同製品は、建設業界を知り尽くす同社が、現場の人手不足解決のために開発したものだ。
『現場見守る君』はネットワークカメラとモバイル通信機器を一体化しており、インターネット工事不要。電源さえ確保できればだれにでも簡単に取り付けられる。赤外線暗視機能で夜間も撮影できる映像は、専用アプリを使ってスマートフォンやパソコンで確認可能。電波の届く範囲であれば、24時間閲覧することができる。またカメラの主要タイプは可動レンズで、遠隔操作でレンズの向きを変えられるため、1台で広範囲をカバーできる。
利用期間についても短期でのレンタルが可能で、料金には通信費、サーバー費用が含まれている。導入するのに初期費用が掛からないため、スポット的に監視したい場面にも便利だ。
信頼性の高いバックアップ機能 |
『現場見守る君』の大きな特徴が、画像データの品質、安全性の高さである。カメラ内のSDカードに動画を保存するだけでなく、静止画は2分おきにクラウドにも同時保存される。もしもカメラが盗難にあったり壊されたりしても、直前までのデータがクラウドに保存されるので安心だ。またカメラに内蔵しているSIMカードは、大手通信会社のものを使用しているため、スピードや安定性などの通信品質が高く、市街地以外の電波が届きにくい山間部や海洋エリアなどもカバーしている。さらに、こうした機能はすべて標準装備となっている。
こうした技術が評価され、2023年3月には新技術情報提供システム「NETIS」において最高ランク「VE評価」に認定、その信頼性は高いといえよう。
様々な効果で広がる導入現場 |
現在、『現場見守る君』は大手ゼネコンやハウスメーカーなどの建設現場はもちろん、自治体、工場、倉庫、店舗、イベント会場など様々な場所で導入されており、全国で2,200件/月以上が稼働している。遠隔地からでも現場の状況をリアルタイムで監視できることで、業務効率化はもちろん、防犯対策や現場の安全管理や美化、マナーの向上などの効果を生み出しているという。
今後は様々な場面で無人化、省人化が進むことが予想される。人の目の代わりとなって業務をサポートする監視カメラの役目が、ますます重要になりそうだ。
特集記事『現場見守る君/導入事例(埼玉県ふじみ野市 都市政策部)』 |
『現場見守る君』特設サイト(外部リンク) |