基礎杭の施工管理システム 「Surveyor」

2024/05/27 更新
  • 杭管理システムの概念図
  • システム構成図

NETIS登録番号:KT-230207-A

概要

トータルステーションで杭をノンプリズム(ノンプリ)で計測し、「管理軸」という独自の座標系で誘導指示を行うワンマン測量をベースにした杭の変位と垂直度を計測する施工管理システム。

新規性

・杭表面を同一標高の2か所を計測する事で1カ所からの観測でXY両方の変位を計測できるようになった(円柱状の杭の場合)。
・「管理軸」により、杭表面からの中心方向へのオフセット方向を決められるので、1カ所からの観測でXY両方の変位を計測できるようになった(H型鋼、ハット型鋼等)。
・公共座標系(又はTS方向を前方とする座標系)から「管理軸系」の座標誘導に変えた。
・地上の杭姿勢から、杭先変位を推定する機能を付加した。
・VA方向の光軸のズレをシステム側で吸収できる「光軸補正」機能を付加した。

期待される効果

・一カ所からの観測に変えた事により場所を選ばず、杭が見通せる場所であれば観測可能で、器機の盛替え回数が低減できるので、施工性の向上が図れる。
・「管理軸系」の座標誘導に変えた事により、現地の目印(例えば進行方法を+X)基準で誘導が可能で、観測点やBSの位置関係に関係なく任意の方向を基準に誘導が可能となり施工性の向上が図れる。
・杭先変位を推定する機能を付加した事により、杭先端の位置(変位)が重要となる用途で推定ではあるが数値管理が可能となり、施工性の向上が図れる。
・VA方向の光軸のズレをシステム側で吸収できる「光軸補正」機能が付加した事により、レベルを利用せずとも高精度な標高計測ができるため、施工性の向上が図れる。

適用条件

①自然条件
特になし
②現場条件
特になし
③技術提供可能地域
技術提供地域については制限無し
④関連法令等
特になし

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
Neo Jシステム(株)
TEL
0895-28-9030

このカテゴリーでよく見られている工法