鋼構造物を主体とした長耐久性防水・防食工法

2022/02/03 更新
  • 添接部 (施工前と施工後) 施工方法
  • 耐久性実例 (施工・610日・930日)

NETIS登録番号:SK-180017-A

概要

鋼構造物(主に橋梁添接部の突起部、支承部)および管構造物の防水・防食工法。
CUI(保温材被服配管の外面腐食)における管構造物の防水・防食工法。

新規性

・橋梁突起部、支承部の重防食塗装(防食下地処理、下塗り、中塗り、上塗り)から防水・防食テープ貼付(防食下地処理、貼付)による防食に変えた。
・重防食塗装の素地調整(2種以上)が必要だったものを、、素地調整3種程度で対応可能とした。
・重防食塗装では塗装経験が必要であるが、新技術では経験なく施工できる。
・重防食塗装に比較して軽微な作業(巻き付けるだけ、貼り付けるだけ)により施工性を改善した。
・重防食塗装に比較して施工後の不具合部分の改修を容易にした。
・重防食塗装に比較して耐性を強化した。

期待される効果

・ 防水・防食テープ貼付(下地処理、テープ貼付)による防食に変えたことにより、重防食塗装では必要であった各塗装段階における養生期間不要になるため工程の短縮が図れる。
・ 防水・防食テープを貼り付ける簡易な施工であることから、延べ作業員数の低減による労務費の削減ができ、経済性の向上が図れる。
・ 素地調整が3種程度に軽減されるため施工性の向上が図れる。
・ 経験のない作業員でも施工可能であることから、熟練工への依存度の低減が図れる。。
・ 防水・防食テープ貼付による防食に変えたことにより、防食下地処理、各種塗装の作業段階に発生していたスプレー塗装時の霧状塗料の飛散等がなくなり、作業員に対する環境の向上が図れる。
・ 防水・防食テープ貼付により、天候に左右されることはなくなるため、施工性の向上が図れる。
・ 防水・防食テープ貼付により、期待耐用年数が30年あることから対候性が良く周期的な補修、改良工事が必要なくなり追従性が向上される。
・ 防水・防食テープ貼付による防食に変えたことにより、不具合個所の改修工事は簡便となりメンテナンスの向上が図れる。

適用条件

① 自然条件
・作業天候:全天候作業可能
・母材温度:-46℃~60℃(地上構造用・水中用)、-1℃~100℃(高温用)
② 現場条件
・降雨時作業可能
・水中作業可能(水中専用テープ使用時)
・作業員が作業可能程度の最小限の仮設備が必要
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④ 関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
阿南電機(株)
TEL
06-6353-6640
企業情報
公式サイト

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