新規性
・簡易式仮設トイレから、ソーラー発電システムの充電・放電による汚泥の自己処理が可能となる仕様を新しく採用した常流循環式トイレに変更した
・電力供給に関して、従来技術の商用電源の引き込み方法による供給方法から、ソーラー発電による供給方法に変更した
・室内に自動手洗場、休息スペース、室外にブラインドを新たに設置した
期待される効果
・簡易式仮設トイレから、ソーラー発電システムの充電・放電による汚泥の自己処理が可能となる仕様を新しく採用した常流循環式トイレに変更したことにより、ソーラー発電システムにより汚泥の自己処理が可能となり、悪臭の抑制が可能となるため作業員の利用環境が向上する(作業環境の向上)
・電力供給に関して、従来技術の商用電源の引き込み方法による供給方法から、ソーラー発電による供給方法に変更したことにより、自立的にトイレ室内の照明、空調設備、常流循環式トイレの安定稼動が可能となるため、設置範囲が商用電源の引き込みの範囲に制限されることがなくなる(施工性)
・室内に自動手洗場、休息スペース、室外にブラインドを新たに設置したことにより、作業員の小休憩の機能拡充に繋がるため、トイレの快適な利用を促し、熱中症対策などにも利用することが期待され、作業員の作業環境の向上につながる。また、女性作業員の就労環境の向上にも貢献する(作業環境の向上)
適用条件
① 自然条件
・ソーラーシステムの動作温度として、-10℃~40℃を温度条件とすること
② 現場条件
・設置作業に必要なスペースとして、概ね8m2(3,200mm×2,300mm)のハウスのスペースは確保されていること
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし
④ 関係法令等
・特になし