新規性
・注意喚起方法を、発炎筒から自動同期システムを搭載したLED自発光式の保安灯に変えた。
・電源を入れた製品が親機となり自動で通信を開始、以降に電源を入れた製品と点滅が同調する仕様とした。
・点滅モードを同期点滅、高速流動点滅、低速流動点滅、フラッシュ点滅の4モードから選択可能とし、任意の1台のモードを変更することで連動中の製品も追従する仕様とした。
・撤去の際は1台の電源をOFFにすることで、連動している製品全てが消灯するようにした。
・リチウムポリマー充電池を内蔵し、USBフル充電で60時間以上の連続動作を確保できるようにした。
・設置方法は、路面に置いてロードマーカーとして使用する以外にも、カラーコーンに内蔵あるいはワイヤーフックで取り付けたり、マグネットで鉄製品に貼り付けたりできるようにした。
期待される効果
・発炎筒と異なり、発炎による火災等のリスクが無く、炎や煙を発生しないため、トンネル等でも使用可能、延焼のリスクがないため安全性向上。
・機器同士が2.4GHz周波数帯で通信することにより、場所を問わず同期点滅が可能。
・同期点滅、高速流動点滅、低速流動点滅、フラッシュ点滅によりLED光で道路の線形が演出されることで、ドライバー等、通行人が道路線形を認識し易くなり、高い注意喚起が発揮される。
・撤去の際は1台の電源をOFFにすることで、連動している製品全てが消灯するため、施工性に優れる。
・充電により繰り返し使用可能なため、使用の都度に廃棄物が発生せず環境負荷が低減される。
適用条件
① 自然条件
・使用温度範囲:-20℃~50℃
・防水機能(IPX4相当)を有するため、降雨時でも使用可能
② 現場条件
・製品設置の作業スペースとして、1m×1m程度必要
③ 設置の際の留意事項
・同期通信不可となる設置間隔は、路面設置時20m、カラーコーン上部設置時40mを超える場合
④ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能
⑤ 関係法令等
・特になし