新規性
・オペレータによる前方視野の確認方法を目視から、地物や地形の3次元点群データ等をARで表示して確認する方法に変えた。
・オペレータの目視による自己位置の把握から、高精度測位技術による正確な位置の把握に変えた。
期待される効果
・視認性の向上
ARで地物や地形の3次元点群データ等を表示する方法に変えたことにより、積雪等で隠れている構造物の位置や形状を確認できるので、視認性の向上が図れる。
・安全性の向上
高精度測位技術による正確な位置把握に変えたことにより、構造物等への接触や危険箇所への侵入を抑制し、オペレータが向かうべき方向へ進めるため、安全性の向上が図れる。
適用条件
①自然条件
・動作温度:-10℃~50℃以内
・防塵性能:JIS防塵保護等級6級(IP6X)(車両外側)、JIS防塵保護等級5級(IP5X)(車両内側)
・防水性能:JIS防水保護等級7級(IPX7)(車両外側)、JIS防水保護等級6級(IPX6)(車両内側)
・耐振動性能:MIL-STD-810G以内(JIS D1601と同等)
②現場条件
・車載用マウンターが設置できるスペースが車内にあること(車載用マウンターの外形寸法:幅約300㎜×高さ約164㎜×奥行約60㎜)
・外付けアンテナを車両頭上に取り付けられるスペースがあること(5㎝×5㎝程度)
・シガーソケット等で電源(AC100V~240V)を確保できること
③技術提供可能地域
技術提供地域について制限なし
④関係法令等
特になし