新規性
・工事用車両の運行管理を誘導員による人的指示からGNSS搭載スマートフォンを利用した指示システムに変えた。
・運行車両表示の更新時間を”最短5秒間隔”として、よりリアルタイムに車両管理を行う事を可能とした。
・「ゲート編集機能」により任意で設定した仮想ゲートを通過した車両に対して制限速度監視や音声による注意喚起を自動で行えるようにし、より安全な運行管理を可能とした。
・運行記録の作成を、人手による作成からPCによる自動作成に変えた。
期待される効果
・GNSS機能搭載スマートフォンを利用した運行管理システムに変えた事により、
(1)人の配置が難しい場所でも管理する事ができ、誘導員の省人化が期待できるため、経済性の向上が期待できる。
(2)地域住民等への配慮が必要とする様な周辺環境に応じた設定が出来るので、周辺環境への影響の向上が期待できる。
・よりリアルタイムに車両管理を行う事を可能とした事により、正確な車両位置やルート監視を実施できるので安全性の向上が期待できる。
・車両に対して制限速度監視や音声による注意喚起を自動で行えるようにし、より安全な運行管理を可能とした、安全意識が高まりダンプ運行時の安全性の向上が期待できる。
・日報出力をPCによる自動作成に変えた事により、運行日報作成の手間を省略できるので、施工性の向上が期待できる。
適用条件
①自然条件
特になし
②現場条件
・GNSSから電波の届く範囲
・キャリア回線の受信可能エリア内。
・設置スペースとして、車両ダッシュボード上に幅150mm×奥行150mm程度必要。(スマートフォン+車載ホルダー設置を想定)
③技術提供可能地域
技術提供地域については制限無し
④関連法令等
特になし