DRB(ディスク型高面圧ゴム支承)

2024/08/28 更新
  • DRB部品構成図(サイドブロックタイプ)
  • DRB部品構成図(シアピンタイプ)

NETIS登録番号:KK-100027-VE(旧登録)

概要

橋梁に使用する、鉛直支持・回転追随機能を有する支承装置である。
・本体ゴム部にウレタンゴムを使用し、その材料特性により鉛直支持機能(許容支圧応力度25N/mm2)を向上させ、支承装置のコンパクト化が図れる。
・支承装置のコンパクト化により、コスト縮減および既設橋梁等の小スペースへの設置が可能となる。
・ゴム材料による回転機能を有することで、スムーズに桁の変形に追随出来る。
・水平方向の固定方法は、サイドブロックタイプ、シアピンタイプの2タイプから選択可能。

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新規性

・従来は本体ゴム部に天然ゴムを使用していたが、ウレタンゴムを使用した。
・従来は積層ゴム構造であったが、単層ゴム構造を実現し支承高をコンパクト化した。
・従来は許容支圧応力度が最大12N/mm2であったが、材料特性により25N/mm2を可能にした。
・従来よりも許容支圧応力度を向上させることにより、支承平面寸法をコンパクト化した。

期待される効果

・本体ゴム部を単層ゴム構造にし、これにより本体ゴム部高さが低く出来る。
・許容支圧応力度の向上(25N/mm2)により、本体ゴム部の平面寸法をコンパクト化出来る。
・ゴム体高さが低くなったことで作用モーメントが減少し、支承装置のコンパクト化、コスト縮減が図れる。
・コンパクトな支承構造を実現し、桁下空間が狭い既設橋梁において適用性の向上が期待出来る。

適用条件

① 自然条件
・降雪時、暴風時の施工は適さない。
② 現場条件
Ⅲ種地盤、最大反力6,341kN、固定支承の場合
・支承寸法:900(L)×1,300(B)×237(H)
・支承重量:1,767kg
・無収縮モルタル打設平面寸法:1,080mm×1,480mm
・架設重機:4.9t吊りラフテレーンクレーン
・施工ヤード:5m×9m程度
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能
④ 関係法令等
・特になし

使用する機械・工具

  • ラフテレーンクレーン

施工事例・施工実績

工事採用実績

81件
205件
10件

施工手順

会社情報

会社名
住理工商事(株)
TEL
052-951-6630
企業情報
公式サイト

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