アントラー転生型枠工法

2020/09/07 更新

NETIS登録番号:SK-130013-A(旧登録)

概要

自律式大型積ブロックを残存型枠として砂防堰堤や擁壁に使用する技術

新規性

・足場工や支保工が必要な従来の型枠から、作業の安全性や施工性、躯体との一体化に優れたπ型自立式大型ブロックに変えた。

期待される効果

・本工法を用いることで、堰堤表面部が高強度のコンクリートブロックで覆われ、耐久性が向上する。また内部コンクリートを貧配合とすることで、躯体のコスト縮減が可能である。
・マスコンクリートの躯体表面のブロックは、外気温との断熱効果があり、温度差が緩和されてひび割れ防止に役立つ。
・型枠取外し作業、足場工、型枠組立熟練工などが不要となり、型枠設置が躯体内部から行なえるので、高い安全性が確保できる。
・ブロックは自立形式のため設置が容易である。
・π形状ブロックの角の部分がコンクリートに埋め込まれて、内部コンクリートと完全一体化される。
・ブロック表面は自然石模様と滑面仕様があり、前者は周辺環境との調和、後者は景観を必要としない上流面及び埋め戻し部に使い分けてコスト縮減ができる。

適用条件

① 自然条件
・組立・設置において、小雨程度の一般土木作業が可能な気象であれば問題ない。
② 現場条件
・従来工法による型枠設置、足場工などに必要な余掘幅を減少できる。また、足場材や支保材などの資材が不要なため、現場管理が容易である。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • コンクリートカッター
  • コンクリートミキサー車
  • 専用吊り金具
  • 調整楔
  • バイブレータ
  • 溶接機
  • ラフテレーンクレーン

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)共生
TEL
03-3354-2554
企業情報
公式サイト

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