スーパーシルトロック工法

2019/08/13 更新

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NETIS登録番号:QS-180043-A

概要

発生した高含水の建設汚泥や浚渫土砂等を短時間の処理で団粒安定化させ、ダンプトラックによる運搬を可能とした泥土処理工法

新規性

・土粒子と 安定剤(スーパーシルトロック)の間にイオン置換により架橋構造を形成し、その構造の中に水を閉じ込めることで 団粒固化させ、少量の添加量で運搬可能となる。
・鹿児島県のシラス(火山灰)を主原料として作られた安全な安定剤(スーパーシルトロック)を使用する。

期待される効果

・汚泥吸排車(バキューム車)でしか運搬できなかった高含水泥土がダンプトラックによる運搬が可能となるため、汚泥吸排車(バキューム車)が不要となり泥土運搬コストが低減される。
・高含水泥土が短時間に搬出が可能となるため、泥土のストックヤードが無い現場等に有効である。
・粘性や比重が高い高含水泥土の場合は、汚泥吸排車(バキューム車)では吸引時間が長くなり、1日当たりの運搬土量が低下するが、本安定剤を使用する ことで、短時間にダンプトラ ックによる積込・運搬が可能となるため、1日当たりの運搬土量が向上し、工期の短縮が図れる。
・シラスを主原料としているため、資源の有効活用に寄与できる。

適用条件

① 自然条件
・雨天時、積雪時及び強風時では施工不可
・処理対象物が凍結している状態では施工不可
② 現場条件
・高含水泥土を貯泥する鋼製水槽(20m3程度)またはピット(20m3程度)、安定剤を混合するバックホウを準備すること
・鋼製水槽またはピットの設置場所、バックホウやダンプトラックの稼働スペースがあること(5m×20m=100m2程度)
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・土壌汚染対策法(平成22年改正・環境省)
・廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年12月25日)

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)HALVOホールディングス
TEL
03-5846-9832
企業情報
公式サイト

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