重金属不溶化工法 メタルシャット

2024/08/30 更新
  • 不溶化後生成物の電顕画像
  • 実験時の処理土

NETIS登録番号:KT-200060-A

概要

重金属が土壌環境基準値を超過している土壌を、重金属と化学結合により難溶性及び不溶性化合物化しながら、土壌のpHを維持又は中和して中性にしつつ、さらに土壌の強度を向上する化学的な不溶化改質工法で、不溶化処理土壌を安全に盛土材などで再利用することにより、廃棄費用と比較して経済性の大幅な向上が図れる。

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新規性

重金属汚染土壌対策を、汚染土壌処理施設や最終処分場への廃棄処分から、化学結合処理で重金属の溶出を抑えながら強度も中性も確保する中和型・中性型の土壌改良剤を用いることにより、土壌を土木資材として再利用する方法に変えた。

期待される効果

廃棄処分から再利用可能な手法に変えたことにより、
・廃棄費用と比較して、経済性の向上が図れる。
・運搬時の汚染物質の飛散リスクを低減し、周辺環境への影響抑制が図れる。

適用条件

① 自然条件
・対象土の温度が氷点下以下の時は施工不可。
・強風時は飛散防止対策が必要。
② 現場条件
・混合施工ヤードの確保が必要(別途土砂の仮置き場も必要)
(A)バックホウで混合撹拌を行う場合:100m2以上の混合ヤードが必要
(B)スタビライザーで混合撹拌を行う場合:1,000m2、撒き出し厚みが1m以下の混合ヤードが必要
(C)土質改良機で混合撹拌を行う場合:300m2以上の混合ヤードが必要
③ 技術提供地域
・技術提供地域については制限無し
④ 関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
100件超
100件超

施工手順

カタログ

カタログPDF

会社情報

会社名
(一社)土壌環境保全技術協会
TEL
0776-65-6040
企業情報
公式サイト

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