新規性
・シアンを除く第二種特定有害物質について、単一または複数の物質の溶出量が土壌環境基準以上となる汚染土壌から、一つの材料で土壌環境基準値以下に低減して不溶化できる。
期待される効果
・重金属類汚染土壌を不溶化することにより、汚染土壌を場外に搬出しての管理型処分場での処理や良質土の購入が不要となり、経済性の向上が図れる。
適用条件
① 自然条件
・強風等のマジカルフィックスが飛散する条件を避けること。
・保管時に雨水等の水分に接触させないこと。
② 現場条件
・保管時は水濡れしないようパレット等の上に置き、地面に直接置かないこと。また、屋内で保管しない場合はビニールシートで覆うこと。
・設置スペースは特に指定しないが、1tフレコンバッグ1個使用の場合、最低1m2(1m×1m)確保することを推奨する。
例として、1000m3の汚染土壌に対して1tフレコンバッグ50体を使用する場合は、2段積で最低25m2(5m×5m)を推奨する。
それぞれ別途重機の作業スペースが必要。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・環境基本法 平成26年5月30日法律第46号 第16条
・土壌汚染対策法 平成26年6月4日法律第51号 全文
・土壌汚染対策法施行令 平成27年1月30日政令第30号 全文
・土壌汚染対策法施行規則 平成26年10月10日環境省令第29号 全文
使用する機械・工具
- 混合プラント
- ダンプトラック
- バックホウ
- ブルドーザ