Tn-p工法

2024/08/30 更新
  • 施工写真
  • Tn-pイメージ図

NETIS登録番号:KT-070035-VR(旧登録)

概要

古いトンネル覆工の背面空洞に発泡ウレタンを注入充填して、災害によるトンネルの損傷を防ぐための工法。
4t車1台に設備一式と1日分の材料を積載できるため、施工性や安全性に優れる。

新規性

・注入設備を大幅に小型化(4t車1台に全ての設備、材料を積載可能)
・充填材を大幅に軽量化(約1/40)
・注入材料の早期固化(従来は約24時間だったが新技術は約1分)
・注入材料置場の省スペース化(10t車で従来は約10m3分運搬だったが新技術は約300m3分運搬)
・施工人員の削減(従来は12人だったが新技術は5人)

期待される効果

・コストの削減(約12.1%削減)
・小断面で延長の長いトンネルへの適用が可能に
・覆工厚の薄いトンネル補修への適用が可能に
・発泡前の液状で搬入するため、環境負荷が大幅減(約1/30)
・工期の短縮(約28.6%減)
・早期固化、軽量化、省人員・設備で、施工時の安全性が向上

適用条件

① 自然条件
・気温10℃未満ではウレタン原液温調ヒーターが必要。
② 現場条件
・水圧がかかるほど水が溜まった箇所への注入は不可(水溜り程度は可能)
・L1100×W850×H1265mm、重量180kgのキャスター付き発泡機が進入可能なこと。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・2液のうち1液は、危険物第4類第4石油類に該当(消防法)

使用する機械・工具

  • 高所作業車
  • 削岩機
  • 注入機
  • 発動発電機
  • 発泡機
  • コンプレッサー
  • ユニック車

施工事例・施工実績

工事採用実績

48件
316件
10件

施工手順

会社情報

会社名
アキレス(株)
TEL
03-5338-9200
企業情報
公式サイト

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