新規性
・切梁をH形鋼から角形鋼管に変えた
・切梁火打ちを火打ちブロックに変更
・角形鋼管切梁とH形鋼切梁の継手方法を変えた
・腹起と切梁が直角に交わらない場合の取付方法の改善
・火打ち梁の取付角度の変更を可能とした
期待される効果
・切梁の弱軸まわりの横倒れ座屈を考慮しなくてよい
・切梁方向の中間杭スパンが長くなる
・座屈を拘束するための水平継材が減り、省力化が図れる
・作業空間が大きくなり、掘削作業、揚重作業の向上が図れる
・中間杭打設・撤去工事費を削減でき、経済性の向上が図れる
・中間杭打設・撤去工程を削減でき、工期短縮が図れる
・中間杭撤去による、止水対策、鉄筋補強等の削減ができ、経済性・工期短縮が図れる
・切梁の架設・解体時に鍛冶工と土工との混在作業がなくなり、安全性の向上が図れる
・切梁・火打ち取付けボルトの削減が図れる
・間詰めコンクリートが不要になり、養生期間の削減が図れる
・切梁仮設後、直ちにプレロードが導入でき、工期短縮が図れる
・切梁解体時の間詰めコンクリート落下による人物・物損事故の防止、施工不良によるトラブル回避が図れる
適用条件
① 自然条件
・大雨、強風、雷発生時等の荒天時には、設置、撤去作業を行わないこと
② 現場条件
敷地条件として下記のヤードが必要
・材料仮置ヤード
・地組ヤード
・揚重機設置ヤード
(必要面積は現場によって異なるが、積算・施工条件の現場では10m×74m=740m2)
搬入条件
・15t車で搬入できる現場
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし
④ 関係法令等
・特になし