ICT施工対応の水陸両用ブルドーザ工法

2024/11/12 更新
  • 水陸両用ブルドーザ(D155W)によるICT 施工状況
  • 水陸両用ブルドーザによる浚渫工事状況
  • 水陸両用ブルドーザ工法におけるICT施工イメージ図
  • 上段:マシンガイダンスによる操作状況/下段:左が施工途中の出来形合否判定表。

NETIS登録番号:QS-220011-A

概要

浚渫工事で、水中から陸上の一連作業が可能となる。
機体に取り付けた360°プリズムを陸上設置のトータルステーションで自動追尾してXYZ座標を取得し、掘削状況をマシンガイダンス画面によるリアルタイム確認や、データをパソコンに取り込み出来形管理も可能となる。

新規性

・陸上部から水深7mまで稼働可能であることから、作業船では喫水を確保できない場合や、陸上機械では水替えや瀬替えを必要とする浅水域において威力を発揮する。
・マシンガイダンス機能により、施工状況をリアルタイムに把握・記録することが可能となった。

期待される効果

・陸上部から水深7mまでの浅水域において連続的に作業可能。
・急な出水時でも自走により迅速に退避可能なため出水期施工も可能で、安全かつ経済的である。
・マシンガイダンス機能(ICT施工)により、操作・出来形管理の効率化、工期短縮に寄与。

適用条件

① 自然条件
・流速 2.0 m/sまで
・海域では有義波高 1.0 mまで
② 現場条件
・水深7m~陸上
・機械搬入時において、自走で降りることが可能なスペース(自走走路幅4m程度)の確保。
・機械搬入時、低床トレーラ30t積×1台、平ボディトラック10t積×2台で搬入。
・機械組立スペース(20m×20m程度)の確保。
・ラフテレーンクレーン25tで組立・解体。
・機械のトラフィカビリティ確保のため、施工現場のN値5~7程度以上。
・施工箇所へ進入は、幅5m、勾配1:4以上の進入路が必要。
③ 技術提供可能地域
・全国(陸送あるいは海上輸送可能)
④ 関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
青木あすなろ建設(株)
TEL
03-5419-1011
企業情報
公式サイト

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