ハーフマイト工法

2022/02/03 更新
  • 半割り鋼材
  • 削孔完了

NETIS登録番号:KK-170057-A

概要

岩盤掘削工事及びコンクリートを取壊し、無振動・無騒音で破砕する 「半割り鋼材」と静的破砕剤を組み合わせた工法である。
防音型クローラドリル「静マル君」で削孔(φ65mm L=1.0m)し、半割り鋼材を挿入後、静的破砕剤を充填・養生を行って破砕する。静的破砕剤のみでは周囲に破砕力が分散していたが、「半割り鋼材」を入れることにより、破砕力を任意の方向に集中させることができることから、破砕方向をある程度まで操作することができる。

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新規性

・半割り鋼材と静的破砕剤を組合わせたことにより、破砕力をコントロールすることによって無振動・無騒音での破砕・掘削が可能である。
・事前の削孔については、防音型クローラドリル「静マル君」にて施工することを標準としている。

期待される効果

・申請技術は、中硬岩の場合1,935t(19MN)の破砕力が発生するため、従来技術より高い破砕力を発揮する。
・申請技術は、半割り鋼材により破砕方向を制御できる
・破砕力が増加し施工速度が向上する為、所要日数を短縮できる。
・申請技術の破砕時は静的破砕剤を利用するため無騒音である。また、削孔時は防音型クローラドリル「静マル君」の場合、機械から10m地点で平均30dBである。
・申請技術の破砕時は静的破砕剤を利用するため無騒音である。また、削孔時は防音型クローラドリル「静マル君」の場合、機械から10m地点で平均77dBである。

適用条件

① 自然条件
・申請技術は、雨量が10mmを超える場合は、削孔作業ができない。また、雨天の場合は静的破砕剤の充填はできない。
② 現場条件
・申請技術の作業空間は、防音型クローラードリル「静マル君」(30m²)、リッパー付きバックホウ山積0.8m³(30m²)の計60m²以上の作業空間が必要で、以下の条件の範囲内であれば施工可能である。
・進入路幅4.0m以上
・進入路勾配30度以下
・作業ヤード幅7m以上
・作業ヤード延長30m以上
・作業ヤードの勾配10%以下
・ベンチの高さ1.0m以上。
上記条件以外の現場の場合及び水位が高い箇所、1回に2m以上の削孔が必要な場合は、別途「施工条件による作業効率係数」及び見積とする。
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能
④ 関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)神島組
TEL
0798-65-0121
企業情報
公式サイト

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