高精細・高密度航空レーザ測量システム SAKURA

2021/07/01 更新
  • 従来航空レーザとSAKURAの取得データの違い
  • 災害状況の把握

NETIS登録番号:CB-100031-VE(旧登録)

概要

航空レーザ測量で、高密度・高精細な3次元データを得ることで、樹木下の地表面データが取得可能な技術。

新規性

■地上測量との比較
作業スピードの向上
・0.2km2の測量の場合(現地計測のみ)
 地上測量:20日
 SAKURA:1日
作業コストの縮減
 70%減

■従来航空レーザとの比較
航空機から発光されたレーザパルスの記録方式の改善
・従来レーザ
 離散的な記録方式
 1パルスあたり4回程度
・SAKURA
 波形記録方式
 1パルスあたり無制限
レーザパルスの分解能の向上(精度向上)
 従来レーザ:分解能2m
 SAKURA:分解能0.5m

■その他
現地作業の省力化
 作業のほとんどが、航空機からの計測であり、現地測量、現地確認は極めて少ない
 ※現地との整合性確保のための現地検証測量は必要
 ※最低4箇所(25km2増えるごとに1箇所追加)

期待される効果

■事業進捗の向上
・事業初期段階において詳細なデータを取得することで、事業全体の効率化が見込める
■災害対応
・航空機からの測量なので、災害発生時においても速やかに詳細な地形データを取得できる

適用条件

① 自然条件
・晴天、高曇りで計測可能。
・降雨、降雪、強風の作業は計測不可。
② 現場条件
・航空法による飛行禁止空域では計測不可。
・計測飛行高度に送電線などの空中障害物がないこと。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・航空法
・測量法

使用する機械・工具

  • 航空レーザ計測
  • データ解析・処理

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
中日本航空(株)
TEL
0568-28-2151
企業情報
公式サイト

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