道路空間の高精度3次元図化システム

2022/12/19 更新
  • モービルマッピングシステムの計測データを用いた高精度3次元図化システム
  • 高精度3次元図化システムの画面構成
  • 道路縁等の自動抽出

NETIS登録番号:KK-110052-VE(旧登録)

概要

モービルマッピングシステムで得た、レーザ点群データと画像データを用いて、3次元数値図化する技術

新規性

・レーザ点群データと画像データの重畳による道路部可視領域の拡大や地物把握の的確さ、断面図利用、自動抽出処理により、図化作業効率が向上するとともに、現地での調査、測量作業が縮減された。
・自動標高調整機能及び背景板(特許技術)の利用により、地物の任意地点における3次元座標取得が可能となった。
・モービルマッピングシステムで車両通行可能な道路部(トンネル部含)や河川堤防など、道路部における適用範囲が広がった。
・図化システムの操作が容易なため、熟練工に依存しない。
・レーザ点群データと画像データの重畳による道路部可視領域の拡大や地物把握の的確さにより、道路上の現況把握や地物取得ができ、現地測量作業による交通規制が必要ない。

期待される効果

・図化作業効率が向上するとともに、現地での調査、測量作業が縮減されることにより、工程短縮、コスト縮減に繋がった。
・地物の任意地点における3次元座標取得が可能となったことにより、数値図化データの品質向上に繋がった。
・道路部における適用範囲が広がったことにより、施工性が向上した。
・熟練工に依存しないことにより、施工性が向上した。
・現地測量作業による交通規制が必要ないことにより、周辺環境への影響が低減した。

適用条件

① 自然条件(様式3の施工性とリンク)
・数値図化作業は、室内作業であるため、天候条件は関係しない。
・降雨・降雪等悪天候時は、現地補測作業を実施しない。
② 現場条件 (様式3の施工性とリンク)
・図化、データ作成作業:作業スペース 幅1.0m×奥行0.7m(0.7m2)
・トータルステーションによる現地補測作業:作業スペース 幅1.5m×奥行1.5m(2.25m2)
・PCの動作環境は、以下の内容を推奨する。
 CPU:1.6GHz以上、x86 Intel Core2,Pentium4,Xeon
 メモリ:2GB以上
 ディスプレイ:24Bitカラー、1024×768ピクセル以上
 GPU:24Bit対応、メモリ:64MB以上、OpenGL2.1以上
 OS等:Windows7、Vista、XP、32/64Bit、.NET Framework 3.5以上
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • 3次元図化システム
  • 画像データ
  • レーザ点群データ

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)パスコ
TEL
03-5722-7600
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法