新規性
・レーザ点群データと画像データの重畳による道路部可視領域の拡大や地物把握の的確さ、断面図利用、自動抽出処理により、図化作業効率が向上するとともに、現地での調査、測量作業が縮減された。
・自動標高調整機能及び背景板(特許技術)の利用により、地物の任意地点における3次元座標取得が可能となった。
・モービルマッピングシステムで車両通行可能な道路部(トンネル部含)や河川堤防など、道路部における適用範囲が広がった。
・図化システムの操作が容易なため、熟練工に依存しない。
・レーザ点群データと画像データの重畳による道路部可視領域の拡大や地物把握の的確さにより、道路上の現況把握や地物取得ができ、現地測量作業による交通規制が必要ない。
期待される効果
・図化作業効率が向上するとともに、現地での調査、測量作業が縮減されることにより、工程短縮、コスト縮減に繋がった。
・地物の任意地点における3次元座標取得が可能となったことにより、数値図化データの品質向上に繋がった。
・道路部における適用範囲が広がったことにより、施工性が向上した。
・熟練工に依存しないことにより、施工性が向上した。
・現地測量作業による交通規制が必要ないことにより、周辺環境への影響が低減した。
適用条件
① 自然条件(様式3の施工性とリンク)
・数値図化作業は、室内作業であるため、天候条件は関係しない。
・降雨・降雪等悪天候時は、現地補測作業を実施しない。
② 現場条件 (様式3の施工性とリンク)
・図化、データ作成作業:作業スペース 幅1.0m×奥行0.7m(0.7m2)
・トータルステーションによる現地補測作業:作業スペース 幅1.5m×奥行1.5m(2.25m2)
・PCの動作環境は、以下の内容を推奨する。
CPU:1.6GHz以上、x86 Intel Core2,Pentium4,Xeon
メモリ:2GB以上
ディスプレイ:24Bitカラー、1024×768ピクセル以上
GPU:24Bit対応、メモリ:64MB以上、OpenGL2.1以上
OS等:Windows7、Vista、XP、32/64Bit、.NET Framework 3.5以上
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具